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2011年 タイ旅行記

バンコク&アユタヤ・・・大学構内に週1で立つ市・モクタラ





11/02/15~11/02/19 札幌⇔バンコク   大人2名

日程   北京乗継便で行くバンコク4泊5日



経費   大人2名  レイトは1B(バーツ)=2,7円
ツアー料金(サーチャージ込み) (49,800円+5,490円入国所税)×2=110,580円(≒40,956B)  航空券&ホテル代金&スカイトレイン1日乗り放題券つき
空港駐車料金                               2,100円(≒778B)
海外旅行保険(2人で)                           3,710円(1,374B)
食事代                                     (≒3,146円)1,165B
交通費 地下鉄代&汽車賃                         (≒1,328円) 488B
雑費                                      (≒944円)347B
                                                  〆て      45,108B (121,792円)



旅程

1日目 新千歳空港 3日目 モクタラ
北京首都国際空港 シーナカリンウィロート大学の学生食堂
スワンナプーム国際空港 ヤワラート(バンコクの中華街)
2日目 ファランボーン駅 4日目 BTS(スカイトレイン)
アユタヤ駅(往路) チャオプラヤー・エクスプレス・ボート
ワット・マハータート ワット・アルン
ワット・プラ・シー・サンペット ワット・ポー
アユタヤ駅(復路) チャトゥチャック公園
戦勝記念塔
5日目 帰国の途



泊まったところ

ザ・セントリックラチャダー



食べたところ
シーナカリンウィロート大学の学生食堂
ホテル近くの食堂
ターティアン船着場の食堂
オンヌット駅のTESCO Lotus (フードコート)
マクドナルド
ラマ9世駅のTESCO Lotus (フードコート)











昨年の暮れも押し迫ったある日、何気に旅行社のサイトを閲覧したら、あらら、お値頃で興味津々なツアーがあるではないの。しかも、観光で振りまわされる煩わしさのない、飛行機&ホテルと空港からホテルへの送迎のみのスケルトン・ツアー。

「ん、タイ?」。最高気温32度、最低気温26度!?。雪に埋もれた氷点下の環境に身を置く私の心を、十二分に鷲づかみ!よっしゃぁ、いくぞぉ~♪微笑みの国・タイ。天使の都・バンコクへ。





1日目  出発 編  今日の歩数=8,013歩

11/02/15 新千歳空港





 
出国ロビー


外貨交換所


タイ・バーツ
(肖像画は国民の信望厚いラマ9世)



搭乗券
中国国際航空CA170便 13:50発。中継地・北京空港 17:30着。
北京空港発 中国国際航空CA979便 19:40発。

旅行社は、毎度おなじみのHIS。
Eチケットを手にカウンター前に並んでいたら、回ってきた職員さんから搭乗チケットを渡された。

そのチケットを何気に見れば、表記時間が13:20。あれれ、乗るのは 13:50発の便なのにぃ・・・。そそ、これはBOADING時間で、搭乗開始時間の事。「この時間に搭乗ゲートに戻って来なければ乗り遅れるよ!」ということ。言い換えれば、この時間さえ押さえておけば乗り遅れる心配はなく、出発時間を忘れても何の問題もない。

日本の場合は、どうだったかなぁ。国内便のチケット表記の時間は出発時間だったと記憶しているけれど、海外へのフライトは搭乗開始時間だっただろうかぁ・・・記憶が怪しいw
フードコートWING


搭乗手続きを終え荷物も預けて身軽になったので、取りあえず出発前のCoffeeタイムを楽しむとしよう。

出発ロビー内のフードコート店内は、ゆったりと広い。テーブルの上には料理写真に番号をふったメニュー一覧が置かれていた。なるほど、これなら言葉が通じない外国の人でも指差しで注文が出来る。便利・べんり。しかし、ちょっと待てよ。私とツレも、この空港を離れればかの国では言葉が通じない外国人。間もなく、私たちも指差しが最強の意思表示の方法となる!ハズw 
ちなみに、Coffee130円。 

早めに空港に着いたので、時間がたっぷり。
乗継空港の北京までは結構長い時間のフライトになる。喉が渇く度に、スッチーさんにお水をいただくのも恐縮と、すでに身体検査も終えたことでもあり、売店で水を購入した。

よっしゃぁ、これで準備完了。
離陸



出発ゲート

          

さて、いよいよ離陸。北京までの所要時間は3時間40分。ながいw 

まもなく食事が来たので、早々にいただくことに。フィッシュとチキンからの選択だったので、私はフィッシュ。赤い皮の魚だった。う~ん、なかなかいける♪


11/02/15 北京首都国際空港
国際線乗り継ぎ

入国カウンター(外人用)

ここが北京。タイの気温を想定して薄着で機内へ乗り込んだので、北京はちょっと涼しい。ジャンパーを手持ちすればよかったかなぁ。

あれこれ思いつつ、長い通路をひたすら歩く。私たちの行き先は国際線乗り継ぎ口、多分。あれれ、気がつけば、前を歩いていた筈の同じ飛行機で来た人たちは何処へ!?冷静に考えると、私とツレはここではぐれてしまったみたいwww きょろきょろ見回してあちこちふらふら歩きまわる二人。やっと「←国際線乗り継ぎ」という日本語の小さな文字を発見し小躍りした。しかし・・・長蛇の列のそこには日本語の表記が一つもない・・・。どうもここではないような気がしてならないのだが、矢印の先はここだし、尋ねた職員さんの指さす方向もこっちだし。取りあえずは、そこに並んできょろきょろ見回す不審者風の私たち。すると、ずっと離れた壁際で反対向きに並ぶ列の1人が、私に向って「こっち、こっち。」とでも言う様ににこにこと手招きした。「wwwなんだべぇ。」どうみても東洋系の外人だし、そういう知人はいない。誰か友達でも呼んでいるに違いない。

とは言え、今並んでいる所が国際線乗り継ぎカウンターという確証が、いまいち・・・ない。列を離れて先頭部分へ行き、日本語か英語表記をさがす。やっぱり、ない!で、その左壁沿いのカウンターまで走り寄ってみる。や、や、やっと発見!「国際線乗り継ぎ」という小さな日本語の文字が!救いの文字!♪さっき並んだ列は、どうやら、これから北京市内に足を踏み入れる外国人入国カウンターだったようだ。

ほっとして、その国際線乗り継ぎカウンター前の列に並ぶと、その数人前の外人が日本語で私に言った。「だから、さっき、こっちと言ったでしょ。」つと顔をあげて見上げれば、さっき私に手招きした外人だ。なぁんだ、迷っている私に教えてくれていたのかぁ。聞けば、日本に3カ月程柔道留学をしていたことがあるモンゴル青年だとか。今も、ちょくちょく日本へ来ているそうな。道理で、日本語が巧いはずだわ。私の胸は、はぐれた子猫が親に再会出来た様な安堵感でいっぱいに。

ほっとしたのも束の間。間もなく私の順番がきて、搭乗券、パスポートの提示を求められた。その後は、持ち物と身体チェック。ここで、新千歳空港の出発ロビーで購入したミネラルウォーター没収。まだ、一口も飲んでないのにぃwww ちなみに、男性はズボンのベルトも外させられていた。いやはや、厳重そのもの。苦虫をつぶしたような顔をした係官に「Can you speak Engrish?」と問われても、「Yes」と言い切る程、英語力に自信はない。「No」と答えると、あからさまに嫌な顔をされてしまった。おいおい、態度デカイぞぉ。

さて、次は入国審査と税関を終えて航空会社カウンターで新たに搭乗手続きをし、出発階へ移動しセキュリティチェックを済ませ、これから乗る搭乗口で待機。

ふぅぅ~、疲れたぁ~。

出発ロビー


ロビー中央の大噴水


中国らしい建物には池も!





国際線出発ロビー内移動車
1人=10元


バンコクへの搭乗口
機内


機内の様子


YAN JING BEER


チキン


フィッシュ
新千歳から北京、北京からバンコク。今回は、両方とも中国国際航空だった。

で、いづれの機内食もチキンとフィッシュからの選択。だが、新千歳から北京への便でのフィッシュは、赤い皮の魚を煮たもの。一方、北京からバンコクへの便でのフィッシュと呼ばれるものは、なんと日本で言えば「かまぼこ」。「これ、フィッシュかぃ・・・」。ツレの隣の席の大学生グループも、これで大盛り上がり。・・・「ま、かまぼこも原料はフィッシュには違いないからなぁ。」という結論で、一件落着の模様。


閑話
北京首都国際空港で「国際線乗り換えカウンター」の場所が解らず、苦汁をなめた私とツレ。せめて、きちっと表示をしてくれていればねぇ~。と顔を見合わせてタメ息。引き続き、入国審査やら税関など手続きをすませて、後は乗継航空会社カウンターでの搭乗手続きを終えれば、無事にバンコクへの飛行機に乗られそうだ。

と、ホッと安心した私たちの心が透けて見えたのか、新千歳空港から同じ飛行機でここまで来た日本の某有名旅行会社の添乗員さんがボソリと言った。「ここの空港は、これが無駄なんだよなぁ。乗り継ぎなのに、入国審査やら税関まで改めてやらなきゃぁいけないなんて。」

そう言えば、以前インドへ観光に出かけた際の乗り継ぎ空港・仁川(韓国)では、全くノーチェックで次の渡航先への搭乗口へと向かった。無論、身体検査も持ち物検査もなし。当然と言えば当然だろう。韓国の空港には着いたけれど、一歩も空港を出ることなく他の国へと飛び立つのだ。翻って中国。入国も出国もしていないのに、出入国手続きなんて、おかしくないかなぁ?

百歩譲って、北京空港ビルの中にいるだけで中国に入国したと認めてみても、日本を発つ時に、すでに厳重な検査を済ませて搭乗してきた。乗り継ぎ空港に着いたからと言って、空を飛んでいる間にどんな危険物を所持しうるというのか?どんな重要な国家機密を持ち出せると言うのか?それらを獲得するための接触が出来るチャンスがあるとすれば、それは航空会社の職員以外にはいないじゃあないのw。しかし、中国では他の国際線に乗り継ぐ場合、中国の出入国に関する法令により、必ず出入国手続きが必要と決められているのだそうだ。

海外観光客に優しくない空港!と言う現実が、当分続くのだろうなぁ。


11/02/15 スワンナプーム国際空港


空港内
着いたぁ~、タイランド!♪

定刻から5分遅れの23:50、ギリギリその日のうちのタイ入国.。まずは入国手続きを!

手荷物を受け取るうちに日付が変わり、旅は早2日目に突入した。

まずは送迎口でHIS現地係員と合流し、滞在中宿泊するホテルへ送りとどけてもらわなくちゃぁ。一緒の送迎バスでホテルへ配送されるのは、大学生3人組。私とツレは地下鉄・ラマ9世駅の近くのホテルなのだが、彼らはそこから近い別のホテルなのだそうな。

で、まずは我らを先に送り届けて、そのあと彼らを送るという段取り説明を係員からざくっと聞いて、バスは一路バンコクへ!




BACK






2日目  アユタヤ 編  今日の歩数=21,991歩

11/02/16 ザ・セントリックラチャダー

ホテル前
常時ツアーバスが停まっているので
やっと3日目に撮れた!
渋滞で有名なバンコクの街も、さすがに深夜はすいすいと快適そのもの。30分程で、私たちの宿泊予定ホテル「ザ゙・セントリックラチャダー」に到着した。

大学生組と運転手さんを乗せたままのバスをホテル入口に残して、宿泊手配のための現地係員と私たちはホテルの中へ。と、私とツレが知っているのは、ここまで。帰国時、合流した彼らから聞いたところによると、この後、不審者がドアを開けてバスの中に乗り込もうとしたが、寸での処で運転手さんが機転を利かせてドアロックをし、事なきを得たのだそうな。大学生いわく「怖かったぁぁ。」物とり目的なのか、酔っ払いなのか・・・。治安が悪くはない所なだけに、びっくりだぁw


ツインルーム


朝食はヴュッフェ(ツアーに込み)


こんな感じ。このあと果物。
ホテルは、地下鉄・ラマ9世駅から徒歩5分。
駅直結で、大ホテルチェーン「アコーホテルズ」系列の4つ星ホテル「グランドメルキュールホテル」があり、スーパーやフードコートなどが隣接していて、とても重宝なのだ。

勿論、我らのホテルの傍にも、コンビニあり食堂あり市場あり。土地の人の暮らしぶりが垣間見えて、面白き事この上なし。実はこのホテル、以前はワンルームマンションだったとか。ホテルに改装してからは、連日 日本の大口ツアー客で大賑わい。フロントも個々人のレベルの差はあるにせよ、日本語でもほぼ意思疎通が可能。

話には聞いていたけれど、部屋の広い事~!ネットの口コミで「ドアを閉める音とか、廊下での話声が響いて眠れない。」という情報を得て用意した耳栓は、連夜の爆睡でパッケージを開く事もなく日本へ舞い戻ったw

ツレいわく「俺は、このホテルで何の不足もない。部屋も食事も職員の対応も、まんぞく、満足。」


閑話
朝の托鉢

朝、すかっとした目覚めとともに、部屋のカーテンを開けた。部屋は7階。何気に窓の下を眺めたその時、鮮やかなオレンジ色が視界に飛び込んできた。おぉ、これは僧侶の着衣だぁ。何で、ここにいるの?裸足の僧侶が家の前に立つと、食物を持って家の中から飛び出してきた人々は、僧侶が手にする鉢の中に食物を入れた。そして、履き物を脱いでその場にしゃがみ、僧侶に向って手を合わせる。その間に、横にいる青いシャツの子が寄進物を僧侶から受け取り肩掛けのバッグに手際良く納めていた。

これって、まさか・・・托鉢!?

寄進を受けた僧侶は、ただ無言。この場合、お礼の言葉は述べないのだそうな。生前に功徳を沢山積めば積むほど、来世ではいい暮らしが出来るそうなので、皆さん真剣そのもの。

托鉢は東南アジアであれば、ごく普通に行われているそうだが、何せ私、初めての遭遇ですっかり興奮してしまった。そのせいか、いや、それとも功徳を積まずしてカメラを構えたバチ当たりのせいか、折角のシャッターチャンスだというのにピンボケ写真になってしまった!
残念w



ホテル~最寄りの地下鉄駅・ラマ9世駅まで


ホテルの部屋から見える景色


ホテル近くの市場


グランドメルキュールホテル


地下鉄ラマ9世駅・入口


閑話
地下鉄(MRT)
2004年開業の、タイ初の地下鉄。現在、8から10分間隔で運行されている。
ただし、一路線のみ(駅の数18)。

まずは、地下鉄の入口で荷物チェック。想像だにしていなかっただけに、びっくら!私の胸の鼓動を感知したのか、無情にも金属探知機のブザーがなった。特に危険物は所持していないのだけれど・・・。警備員氏が「ここ、ここ。」という仕草で、自分の腕を曲げてみせ、その肘に反対の掌を添えた。・・・どういう意味だべぇwwwそうこうするうちに次から次へと乗客がやってきて、警備員氏はそちらへの対応に忙しい。やがて、意味の通じない私に業を煮やしたのか「こりゃあ、駄目だわ。」とでも言う様に、行ってよし。と手で合図。あのアクションは、何が言いたかったのかなぁ。気になって、他の乗客が通る様子をこっそりと観察し、やっと理解した。チェックにひっ掛ったら、バッグの口を大きく開いて中を見せればOK。って、それだけで危険物を発見出来るとは到底思えないが、まぁ、お約束ということかしら。

さて、本題の地下鉄。初乗り=15B。1駅ごとに1~2Bが加算され、最高39B。
私たちが行くファランボーン駅は、ここから8駅先なので31B(≒84円)。
車両は、なかなかに近代的だが、どこか、いや、何かちょっと雰囲気が違うなぁ~。ときょろきょろと見回せば、あぁ、これだ!吊り皮のバーが、車両の真ん中にⅠ本つーっと通っていた。大抵の国の地下鉄は、両壁際の座席に沿って一本づつ設置されているのが普通。これだと、座れない乗客は車両の真ん中に立つ事になり、乗降客の移動が甚だ混乱するだろう。と思ったら、案の定、次の駅が近づいたら降りる客が中からもそもそと動き出し、ドア付近は芋洗い状態になった。どこの国から買った車両か知らないが、ラッシュにはむいてないなぁw

→の写真が、シングル・ジャーニー・トークン(一回乗車券)オセロのコマにそっくり。


11/02/16 ファランボーン駅



駅の中



アユタヤ行き切符2人分
ミシン目で繋がっている





8番線 9:25発
ビサスローク行き
さて、アユタヤへはどうやって行こう。
①ツアーにのっかって行く。②個人的にバスで行く。③個人的に鉄路で行く。
あぁ、そうだった。聞くまでもなく鉄道ファンであるツレの返事は③に決まっていたのだったわ。

タイの主要な鉄道は、北線・東北線・東線・南線の4種。そのほとんどがファランボーン駅を起点としているので、まずは、そこへ!。ガイド本によると、確か地下鉄駅のすぐ傍。地下鉄駅出口あたりを、ふらふらとさ迷う事30分。街の中はタイ文字だらけで、アルファベット文字を探すのすら難しい。人に聞くのは、更に難渋しそうだw ネットにも旅行本にも「鉄道のファランボーン駅が見つからず困った。」なんてぇ話は、聞いたことがないんだけれどなぁ。「鉄道駅はどこだぁぁ~。」

とその時、道路の向こうのアーチ型屋根の建物が目についた。正面にラマ9世のおっきな肖像画が掲げられているし「どうみても、お寺でしょう。」。思わず知らず、意識の中から排除してしまっていた建物。「まさか、ねぇ~。」とツレと顔を見合わせて、恐る恐る近づいてみた。すると、駐車場の片隅に小さな文字で「station」って・・・えぇぇぇ、ここが駅??????

とんだうっかりで、大幅な時間のロスをしてしまった。気を取り直して、アユタヤ行きの切符を買わなくちゃぁ。

聞いた話によると、この駅では「もうアユタヤ行きの汽車は出ちゃって、次は五時間後だよ。」と言ってタクシーに乗せようと企てる怪しげな輩が横行しているのだそうな。となれば、隙をみせる訳にはいかない。まずは、インフォメーションで時刻表を貰うとしよう。

今度は、すんなりとインフォメーション発見。「アユタヤ」とひとこと言ったら、時刻表の「アユタヤ」と現在地「ファランボーン」とにボールペンで○をつけて、手渡された。切符売り場でその○を指さして、難なく切符購入に成功。感謝、感謝!!!

アユタヤまでの所要時間≒2時間。ORD(普通車=エアコンなし@15バーツ≒41円)安ッ!駅のキヨスクみたいな売店で買ったミネラルウォーターが@12バーツ(≒33円)。汽車賃が安いのか、水が高すぎるのか?
駅構内&車窓から

駅のホーム
オリエント急行の停車駅
9と3/4番線がありそうな~♪



駅構内には屋台がいっぱい



線路脇のガード下には市場が!




線路脇の青空無人コインランドリー
タイでは洗濯機所持者が少ないらしい
切符を握り締め、ホームへ足を踏み入れる。どことなく、アジアンティックな異国情緒が漂う。おぉ、この線路にあの憧れのオリエンタル・エクスプレスが停まるのかい!!!

世界一豪華でエキゾチックといわれる東南アジアのオリエンタル・エクスプレスは、シンガポールからマレーシアを通り、バンコクまで走る超豪華国際列車。月にⅠ・2回の運行で、バンコクのファランボーン駅を午前10時に発って、翌日マレーシア入り。翌々日の午前11時にシンガポールに到着する。2名1室、1人@164000円。あぁ、夢のよう!素敵!!!

現実に戻って、私とツレはアユタヤ方面への汽車の中。無事に座席も確保し、ほっとして窓からホームを見回せば、弁当や飲み物などの屋台の店がびっしりと並んでいた。これが、又よく売れているんだよなぁ。
車中

エアコンなしの列車内
エアコンなしの三等列車とはいえ、窓からの風も心地よく思いのほか快適。この列車、地元の人にとっては生活の足でもある。出発時間が30分やⅠ時間は平気で遅れると聞いていたが、この朝は5分遅れ程度。これは、幸先よし。

タイ人と一言で言っても、北部民族系・タイ族系・インドシナ系などなど多くの民族がいて、肌の色から顔の造作まで千差万別。列車のシートに身を委ね周囲の人たちの顔を見るとはなしに見ていると、日本では決して味わえないエキゾチックな異国ムードが漂う。

検札に来た乗務員が、切符を受け取りながら私のむかえに座った女の子に何事かを囁いた。その瞬間、両者とも満面の笑み。どうやら、場の雰囲気から察するに「今日も奇麗だね。」とか何とか、言った様な~。私、全然タイ語は解らないけれど、女の子のはにかみ具合からして、そんなとこだろうなぁ。実は、この女の子、どこかで会ったことがある様な気がしてならなかったのだ。喉に小骨が刺さった様に、気になって仕方がない。やがて、ひょいと思いだした。タイの寺院で見かける仏像のお顔にそっくりだ!きっと、この国では超美女なのだろう。そうだ、そうに違いない。

そんなこんなのうちにも、何人もの物売りが車内をひっきりなしに行き来していた。
お弁当、飲み物、玩具、果ては絵本。ありとあらゆる物を売り歩く。と、隣のボックスの男の子が売り子のおじさんを呼び止めて、ご飯の上に卵焼きやら肉やらが乗っかっている弁当を買った。うんん、どんなお味なのだろう。それから間もなく、気がつくと、男の子のむかえの女性も何やらもぞもぞと食べていた。平べったくのばして四角に整形した餅米と焼き鳥が二本。指の先でご飯を一口大に丸めて口に運び、じっくり噛んだ後に串の肉を一片口の中に放り込み、又咀嚼する。それをゆっくりと何度も繰り返していた。成程、簡便なる「焼き鳥弁当」ということか。にしても、なんて美味しそうなの!どこで、いつの間に買ったのだろう~~。
(写真は弁当売りのおじさん:空いてる座席に座りこんでしまったw)

と、私が呑気にウォッチングしている間に、ツレは時刻表とにらめっこ。過ぎた駅を消し込んでいた。ところが、これが大層な大仕事。というのも、車内では到着駅を知らせるアナウンスが一切なく、駅名看板もタイ語のみと言う所がほとんどなのだ。ツレが、過ぎた駅の数を一生県命数えているのだが、果たしてどこがアユタヤか解るだろうか・・・。実は発車間もなく、むかえの仏像美女に「ここは、どこ?」と時刻表を示して聞いてみたのだが、彼女は言葉が通じない不安からか逃げ腰で、やっとその時の停車駅を示してくれたのだけれど・・・。その後の列車の進行具合が、さっぱり把握出来ていないツレと私。そんな様子を見かねて、横に立っていたカップルの女性の方がツレの時刻表を覗きこんだ。まず、彼女が現在地を指さすと、ツレがすかさず「アユタヤ」と一言。再度のぞきこんだ彼女は、時刻表の中のアユタヤを指し示した。おぉ、次の駅がアユタヤだったのかぁ。観光地・アユタヤだもの、多くの人が降りるに違いないとタカをくくっていた私たち。なのに、予想に反してアユタヤでの降客はほんの一握り。それもそのはず、アユタヤは終着駅ではない。列車は、この先をまだまだ走り続ける。もしも、彼女の親?に遭遇できなければ、私とツレは降りそびれていたかもしれない。思うだに、恐ろしい!!!

アユタヤ駅で無事降りた私たちに列車の窓から手を振り続けてくれた彼女は、フィリピン系のお顔に終始ほほえみを絶やさない素敵なお嬢さん。有難う。感謝♪


11/02/16 アユタヤ駅(往路)

アユタヤ駅(ホーム側)


駅のホーム


駅舎内
おぉ~、アユタヤ!!!!

まずは、入口の横に大きなラマ9世の肖像画が出迎えてくれた。かつて、王様の鶴の一声で戦争だってやめちゃったそうな。現王朝9代目・ラマ9世への国民の信望と敬愛の念の深さを裏付ける実話である。そればかりでもなく、ここアユタヤは現王朝・チャクリー王朝にとっても浅からぬ因縁をもつ。王朝創始者・ラマ1世は、アユタヤ王家の血をひくのだと。

駅内や駅周辺では、タクシーやらトゥクトゥクを勧誘する人達が、執拗に観光客に声をかけていて、振り払うのにうんざり。

ところで、我ら、駅からの手段をどうしようか?タクシーやらトゥクトゥクを待たせつつでは、ゆっくり観光を楽しめない。それに、万一ボラれでもしたら、気分が宜しくないし。ならば、レンタサイクルという手もある。でもなぁ、歩道を走るなら問題ないけれど、万一車道を走らざるを得なくなったなら、自信ないのよ、私。という訳で、チャリの選択肢も却下。すると・・・残る方法は、徒歩のみw そもそも、私が行きたい所は「ワット・ マハータート」と「ワット・プラ・シー・サンペット」。この二か所をゆったり見られたなら、アユタヤへ来た目的は達成したも同然。あ、そそ、あと欲を言えば街並みを楽しみたいな。

地図を眺めていたツレが、言った。「この位の距離なら楽々歩けるべ!」「おぉ、そげか!♪」
野良犬


死んでいるのではありません
ただ爆睡中!
アユタヤ市内には野良犬が多い。

日中は暑さでぐったりしている犬も、夕方になって涼しくなると活発になり、人の後から追いかけてきて、足のふくらはぎあたりを狙って噛みつくことも。特に17:00~10:00にかけての時間帯に被害に遭う旅行者が多い。自転車に乗っていても、数匹に囲まれて吠え立てられたりするので、くれぐれも注意しよう。犬には近寄らないほうが無難。2006年にはフィリピンで犬に噛まれた日本人が2人狂犬病を発症して、1人が亡くなった。タイでも狂犬病は発生している。(地球の歩き方より)

ほんとうだぁ~、駅といわず道端のあちこちに野良犬がウロウロしていた。最初は、こわごわと犬をよけて歩いていたのだが、餌をくれそうにない私たちの傍には寄ってくる気配もなく、あちらからシカトされw しかし、観光客の中には頭をなでたりする人もいるし、地元のご婦人の中には自分のお弁当から犬に分け与える人もいた。

日中は道の真ん中だろうが何処だろうがお構いなしで、あられもなき格好を露呈し惰眠をむさぼる「お犬様」。人から危害を加えられることも少なく、安心しきって身も心も解放出来るのだろう。あんなに爆睡して、幸せな犬たち!かも。




アユタヤは、バンコクから北へ80km、チャオプラヤー川とその支流とに抱き込まれるように存在する町。
かつてはこの地でアユタヤ王朝が隆盛を極めたが、たび重なるビルマとの戦いで、建造物はことごとく破壊され尽くした。








駅前の道路を渡ると露天がいっぱい!

乗船場

この渡し船で対岸へ@4バーツ
(地元の方々の公共交通機関


対岸の船着場
乗船数分で到着
※駅前で自転車を借りると、船での渡し賃が別に必要になるので、対岸で借りるのがベスト。あ、我らは徒歩なので関係ないけど。





船着場から少々歩いて大通りに出た



歩道にも商品を陳列



道幅はこんなに広い!
タイ名物・トゥクトゥク(小型三輪)


ドアに「Hello Kitty」
日本のキャラクターじゃぁなかったの?
さて、対岸についた!道端の歩道には溢れるほどの商品が並べられ、さらに車道に沿っても露天が展開している。その間に出来た細い隙間を、歩行者が歩くのだが、反対側から来た人とすれ違うのも体を斜にしてやっとという状態。うぅぅ。

まもなく商店がまばらになった。それから、どれくらい歩いただろう?20~30分位だろうか。なにやら、寺院らしい塔のとんがりが見えてきた。


閑話
兵庫の青年
仏塔のとんがりを目指して歩いたら、交差点に出た。低い塀の間から、寺院の建物が垣間見える。ここはどこ?

と、交差点の歩道で片膝をつき、のんびり地図を広げている若者が1人。観光客かな?気配を感じたのか、私たちに気付いた彼と、目があった。彼の手元の地図は、日本語。ということは、日本人観光客か。聞けば、兵庫から成田空港発機で今朝バンコクに着いたのだと。その足で、ここアユタヤへ来たのだそうな。「タイに来たのは、暇つぶしですよぉ~」と白い歯を見せて、お茶目に笑ってみせた。言葉づかいも、終始敬語。折り目正しい好青年だ。どうやら、バンコクから私たちと同じ汽車でここまできたらしい。「いやぁ、2時間もかかって疲れた。帰りはバスにしようかとも、思ってるのですよぉ。」確かに、どこで降りたらいいのか不安のうちに過ごしたあの時間は、決して短くはなかったナ。

「じゃぁ、ご一緒に。」懐っこい彼の誘いのままに、背後に佇む寺院へと3人でむかう。そこは「ワット・ラーチャプラナ」。門の正面からジャストな配置の塔が見えた。ここは、8代王が王位継承で倒れた2人の兄を火葬した場所に建てたのだとか。入口から中を覗き見て、3人が顔を見合わせる。うぅぅん、パスだなぁ~。


11/02/16 ワット・マハータート

「仏像の頭部より上に立たないで下さい」
との看板があり、
ツーショット撮影はしゃがんで



ビルマ軍に破壊された頭部のない仏像群



立派な木が満開の花をつけていた
戦闘の過去を忘れたかの如く
で、揃って道を挟んだ向え側の「ワット・マハータート」へ。ここは、私的には外せない所。入口までくると、兵庫の彼が言った。「50バーツかぁ。僕、ちょっと周囲をまわってきます。では。」と言い残し、ひらりと立ち去った。ここへの道々、「バンコクの王宮へは行くのですか?」と私たちに尋ね「言ってみたい。」と答えると「うんん、王宮も入館料が高いんですよねぇ。」と呟いた彼。そっか、多分学生だろうから、入館料も重なるとバカにならないよなぁ。実際、タイで50バーツあれば、街の食堂で一食食べてもおつりがくるもの。学生ならば、さもありなん。しかし、次に訪問する機会があるかどうか解らないから、ここで50バーツ(≒135円)を惜しむのも後悔しそうな気がするのだけれど・・・。

さて、ここでの見所は木の根に嵌り込んでいる仏像のお顔。むかし、 ビルマ軍の侵攻により仏像や遺跡が倒壊された時、胴体から切り離された頭部がガジュマロの木の根元へ転がり、やがてそれが木に取り込まれるように仏頭と木が同化した!そうな。激しかった戦闘のその日から、時がとまった様な佇まいを今に残す反面、それからの長い月日をも如実に物語っていた。自然の力というモノを、改めて見せつけられたような気がする。 破壊されつくした瓦礫の山にも、ひっそりと花は咲く。自然は人間どもの思惑とは関わりなく、自らの生命力のままにそこにあった。思いいっぱい、胸いっぱい。これさえ見れば、アユタヤで見るべきものはあらかた済んだようなもん♪

ひょいと視線を移せば、そこに野良犬と戯れる人影が。 なんと、戯れているのは、あの兵庫の青年ではないか。「タイの野良犬に噛まれると、狂犬病になるから危険だ。」と言っていた本人が、撫でてるし・・・。周囲をまわってって、遺跡はどこも低い塀で囲まれているだけだから、そこからこちょりと入ったのかも?無料で・・・?びっくりと懐かしさで一瞬固まってしまった私。 若い彼にとっては軽いゲーム感覚なのだろうが、一昔前なら笑って済んじゃう話も、今の時代は何がどうなるか解らない。もしかして、海外のこんな微罪で未来ある青年の経歴に傷がついたりとか・・・いや、まさかそれはないだろうが。「大丈夫かなぁ。捕まったりしなきゃあいいけど・・・。」

君は悪びれる様子もみせず、「先回りして、待ってましたよ。」と言わんばかりに、爽やかな笑顔を私とツレに向けた。


11/02/16 ワット・プラ・シー・サンペット

3基並んだ塔

無造作に転がっている仏像の頭部

地元の子たちが写生に!
次は、ワット・プラ・シー・サンペット。マハータートからも近い。かつて、黄金に覆われた仏像があったようだが、ビルマ軍に物の見事に破壊され尽くして跡形もない。今も残っているのは、3人の王の遺骨が納められているセイロン様式の3基の塔のみ。言えば「破壊の遺跡」。

チケット販売所で入場料@50バーツ×2名(私&ツレ分)=100バーツを払い、早速中へ。と、入口の男性監視員に入場を止められてしまった。彼の様子から推して「金払ったぁ?」と言ったようなぁ~。「あそこで、支払ってきたっしょ。」と販売所を指差し、身振り手振りで必死で説明しようと奮闘する私。すると、横にいた女性監視員が男性監視員の袖を引いた。「もう、いいじゃぁないの。やめなさいよ。」みたいな。うぅ、もしかすると、私からかわれたのかな?先程のマハータートもそうだったが、入場券というモノを発券していないので、支払いの証拠となるものは何もないのだ。ツレが、ぼそっと呟いた。「あの人たち、公務員なのか民間人か知らないけれど、1日に何人が入場したかなんて把握してないんだろうなぁ。徴収した代金をポケットしても解らないだろう、これじゃぁ。」

小学校の授業なのか、20~30人程の小学生が塔の写生をしていた。塔って、ほぼ一色だし描くのが難しそうだなぁ。と思ったら、案の定、数人の子が飽きたのか仲間にちょっかいをかけだした。どこの国も、子供は一緒だ。




プラ・モンコン・ボピット本堂
白い壁が一幅の清涼剤

ボピット脇には市場が!



公園の供物台


エレファントキャンプでは
象に乗っての遺跡めぐりが出来る


閑話
タイのウォシュレット(?)
サンペットを出ると、そこは大きな広場。サンペットを背にして、右手にボピットというタイでは珍しい洋風な寺院があり、その脇からはもう大規模なバザールが展開されていた。まるで別世界。

浮き浮きと店をひやかしながら奥まで突き抜けると、タイでは珍しい無料トイレがあった。いや、入口に箱が据えられているところを見れば、本来は有料なのかもしれない。が、皆さん、躊躇う風もなくするっと入っていくので、私も倣った。広場でトイレの場所を教えてくれた人が申し訳なさそうに「トイレ、あそこある。奇麗ない。」と日本語で言っていたが、奇麗ないの意味は汚れているという事ではなく床が水でびちゃびちゃなのを指していたようだ。タイでは、ホテル・学校・フードコートなどほとんどの施設のトイレに、タイ風ウォシュレット(?)が備わっている。便器横のホース付きのシャワー状のものが、それ。最初はおっかなびっくりで使い始めたけれど、慣れるととっても便利で癖になりそう。ただし、日本とは違って出るのは温水ではなくて水。気温の高いタイだからこそ、ではある。にしても、床を濡していくのは慣れない海外観光客だろうか。

アユタヤの目的・2つの寺院を見ることが出来、大満足。ちょっと早めではあるけれど、ぶらぶらと街並みを眺めながらバンコクへの帰路につくことにしようかな。


閑話
買い喰い
大通り沿いの商店前で売られていた、日本で言えば、野菜まん。
@12バーツ(≒32円)。

見た目は餡そのものなのだけれど、中身はどうやら野菜らしい。
ほわんと何かのハーブの香りがするような。しかし、コリアンダー(香菜)の様な強い癖はないので、ほとんど気にならない。

美味しかった、ご馳走様。
船着場近くの市場で、焼き鳥と餅米ごはん発見!朝の汽車の中、通路を挟んだボックスのご婦人が美味しそうに食べていたアレ!ご飯は長方形に平べったくならしてビニール袋に入れられている。嵩ばらないし安価。便利な携帯食糧だなぁ

ご飯+焼き鳥2本=18バーツ(49円弱)。

ご夫婦で経営しているのだろうか。いざ、支払いとなり、私たちに言葉が通じないと解った奥様の方が、小さく頷いて売り上げを入れている箱から10バーツ硬貨1枚と5バーツ硬貨1枚それに1バーツ硬貨を3枚、掌に広げてみせた。おぉ、グッド・アイディア。

して、味の方はというと、焼き鳥は甘じょっぱいタレが塗られていて日本の焼き鳥にそっくりだ。餅米も、違和感なく旨い!


11/02/16 アユタヤ駅(復路)

両側のドアから乗車
遺跡からだと駅よりもバスターミナルの方がはるかに近いのだけれど・・・帰りも、やっぱり鉄路。まずは、窓口で切符を買う。今度は快速なので@20バーツ。切符売り場の駅員さんが切符を渡しながら、上から目線で何ごとかを言った。なんて言ったんだべぇ。聞きとれたのは「リレイン」という言葉のみ。しかも、切符には赤マジックで大きく17:00と殴り書きされた。

「リレインは乗り換えという意味だな。」とツレが言う。「え、どこでぇ?」と私。「次の駅?」言ってるツレ自身が不安そう。うんん、違うような気がする~。?マークを顔に張り付けた2人が駅構内の時刻表を見ていると、地元のおばちゃんが寄ってきて私たちの切符を覗きこんで一言「リレイン」。そうだってば、それはさっき言われたさ。問題は「リレイン」の意味がねぇ、ちょこっと解らないだけだって。それから、彼女はタイ語でぺらぺらしゃべりまくり、挙句に「タクシー」。なぁんだ、タクシーの勧誘か。私達こうして切符も買っちゃってるのに、今さらタクシーはないっしょ。。

訳が解らないままに、汽車の到着を待つ。汽車が来るべき時間は、とうに過ぎているのに・・・来ないwwwそうこうするうちに、後ろから日本語が聞こえてきた。大学生の5・6人組。これはチャンス。早速にじり寄って尋ねたら、汽車は1時間程遅れているのだと。つまりは、14:05発が15:05発になるというのだ。例の17:00という書き込みは、その頃にバンコクへ着くよ!ということだったのかぁ。「リレイン」って、そういう意味だったのね、トホホ。


線路脇の店と上半身裸で日向ぼっこのおじさんたち
帰りの汽車は、停車駅も少なめで乗客もまばら。なかなかに快適だ。兵庫の青年は、帰りはバスにしようかと言っていたけれど、どうしたかしら。バンコク市内は、交通渋滞が凄いようだからなぁ。

列車がバンコクへ近づく程に、線路内に入り込んでいる人が増えてきた。線路脇の店番をしているような人、ただぼんやりと枕木に腰掛ける人、線路の二本のレールの間に将棋盤の様なものを持ち込んでゲームを楽しんでいる人達もいた。やがて、夜の帳が下りる頃には、レールとレールの間で宴会を繰り広げる人たちまで現れた。彼らは、列車がやってくる度にさっと脇へ身をかわし、列車は体から数10cmの所を通りすぎていく。何度も警笛を鳴らし続ける運転手。何が楽しくて、線路に集うのだ?解らん!!!


閑話
ビールにはストロー

シェイクと格闘中?

鶏そぼろ弁当@29バーツ

チキンライス弁当@29バーツ

ビール(シンハー)@36バーツ

これも獅子マークなので
多分シンハー@?バーツ
無事、バンコクに到着。とは言え、とっても疲れた気がする。時間はまだたっぷりあるけれど、今はゆっくりホテルで寛ぎたい気分。夕食の店を開拓する気力は、すでに失せていた。という次第で、駅前のセブンイレブンで夕食を調達することに。そこにいた、シェイクの自販と格闘する地元の男の子。少しでも高く盛り上げようと、そっと左手で調整している集中力は、巧みの技だ。思わず見とれていたら、それと気づいてにこりと照れた笑いを返してきた。

お弁当は、ご飯におかずが一品という至ってシンプルなものだが、@29バーツ(≒79円)と破格に安い。に比べると、ビールは高い。ちなみに、タイのビールは獅子や象などの動物のシンボルマークがついていて、シンハーは獅子。人気のラガービールらしく、美味しゅうござりました。ところで、何故にビールを買うとストローがついてくるのだろうw






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3日目  モクタラ(木曜タラート)&ヤワラート(中華街) 編  今日の歩数=27,802歩


閑話
神様のお食事
昨日はちょっこし郊外へ足を伸ばしたので、今日はゆっくりバンコク市内街歩きの予定。

朝のヴァイキング(ビュッフェ)は昨日と同じメニューで、少々テンション下降気味。いえいえ、贅沢を言ってはいけまシェン。

ホテル入口には今朝もツアーバスが横付けされていて、体を斜めにしてやっと道路へ出る。と、いつもはバスの陰で見えなかったホテルの壁沿いに、供物台が設置されていた。日本で言えば、おそらく「神棚へのお供物」ということだろうか。思わず、傍へ行って覗きみる。

「おぉぉぉ、この供物、今 ホテルのレストランで食べてきたヴァイキングと同じ料理じゃぁないの!」
なぁんだ!神様も「同じ釜の飯」を喰うお仲間だったとは。


11/02/17 モクタラ

木曜タラート(木タラ)

生ジュース
注文を受けてから作る

何故か生寿司
海苔で巻いた小さい軍艦




揚げワンタン

果物

唐揚げ

皮包みバナナ焼き
人気すぎて買いそびれ

鮮魚
なんて旨そうなのぉ~
実はバンコクには、ガイドブックにも載っていない観光の穴場がある!その名、木曜タラート、略してモクタラ。タラートとはタイ語で市場と言う意味で、木タラは木曜日の午前中だけ大学の駐車場スペースにたつ市場のこと。ここでは、屋台体験も出来るのだとか。ちなみに、このモクタラ、タイ在住の日本人駐在員の奥様たちには超有名なんですって。

MRTのスクムビット駅で降り、スクムビット通りを東に歩きソイ23の入り口に出たら、後は真っ直ぐ。このあたりは、インド大使館や外国商社員などが住むセレブなマンションなどが立ち並ぶ、いわばバンコクの高級住宅街。昨日目にした近郊の街並みに比べると、まるで貧しい漁師が煌びやかな竜宮城に迷い込んだようにまばゆい。

大して迷うこともなく、目指すシーナカリンウィロート大学についた。が、しかし、この広い敷地の中のどこに木タラがあるのだろう。ふらふらと徘徊して、やっと白い傘の花が咲き競っているような木タラのテント発見。衣料品、靴、魚、果物、骨董など、沢山の店がすでに開店していた。それにしても、この規模の大きさよ!お値段も巷よりも2~3割程度安いそうだ。おぉ、あちこちから日本語が聞こえてきた。

一軒づつ店を覗き歩いていると、気分は完全にお祭り!♪
                     
           ココナツジュース           ライチジュース&キウイジュース         揚げワンタン@20バーツ
●果物屋さんの店先でココナツの実を見つけた。早速 指差しで購入すると、上部を横にカットしてそこにストローをさしてくれた。これぞ、正真正銘の果汁100%。甘い~~。@25バーツ(≒68円)

●果実が入った液をジューサーに入れ、目の前でジュースを作ってくれる。暑いせいか、実によく売れていた。奇麗なお姉さんだし。@25バーツ(≒68円)

●市場のずっと奥の店の揚げワンタンは、モクタラ名物。即 買ってみた。うんん、こりゃあl、おつまみに最適!麦酒が欲しい~。@20バーツ(≒54円)

●イケ面くん2人が売っているのは、何故か生寿司。その実態は、日本の握り鮨の半分程の大きさのシャリにぐるりと海苔を巻き、上に魚介類を乗せた軍艦巻き。あまりに小さくて、ままごとみたいだ。それはともかく、気温37度の炎天下に売れるまで置かれている生寿司を食べるのは、ちょっと勇気がいりそうだ。


11/02/17 シーナカリンウィロート大学の学生食堂

シーナカリンウィロート大学(SWU)

学生食堂

学生食堂内部

入口には有料ハルスメーター
木タラを堪能したら、次のお楽しみはシーナカリンウィロート大学の学食!♪

建物は屋根と柱はあるけれど、壁がないので吹き抜けのようなもの。中央に飲食用の長机がずらりと設置され、両側には沢山の店が並んでいる。まるで、屋台を一か所に集合させたみたいに。雀が頭をかすめて通り抜けて行き、椅子の下では野良犬が惰眠をむさぼっていた。

ここにも入口に有料ヘルスメーターがあった。@1バーツ(≒2.7円)。タイでは、駅、お土産屋など至る所に当然の如く置かれている。タイの人は体重を量るのがお好き!?

学食内には多くの店が

え?日本食?

料理の数々
おっとぉ、日本食の店、発見!「SIAM JAPANESE」。トンカツ・揚げものなどなど。これ、和食と言えば和食だけれど、日本で食べたなら洋食?じゃぁないかなぁw

それはともかく、流石は学生料金!どれをとっても激安♪

カリー@30バーツ(≒81円)

調味料(お好みで)

フルーツ
(西瓜、メロン、パイナップル)@20バーツ
サラリーマン風男性たちの後に並んだツレは、目を見開き耳ダンボにして情報収集。順番がきて、前の人の皿を指差しオーダーした。店の方の「カリー?」との問いに、ただ頷く。注文したツレ自身、それがどんな料理なのか解っていないw

カリーは、カレーの様でカレーではない。しかし、コクがありとても美味なり。デザートに別の店で調達したフルーツは、バラバラにオーダーして三種全部で@20バーツ(≒54円)。タイでは何もかもが安くて金銭感覚が狂い気味だけれど、学食の安さはその極み。


閑話
モーターサイ
「おぉ、タイの女子大生って彼氏のオートバイで大学へおくってもらうのねぇ~。うふ」
にんまりと眺めていたら、おやゃゃ、運転の彼氏が皆そろいのオレンジベストを着用しているではないの。

これが、オートバイの後部座席に客を乗せて運ぶ「モーターサイ」。「モーターサイクル」がタイ語で訛って「モーターサイ」と言われるようになったそうな。つまり、運転するのは彼氏ではなく、お客を運ぶ運転手さん。

交渉次第でどこへでも行ってくれるので、渋滞の道では便利。しかし、狭い路地では膝をぶつけたり風でコンタクトレンズを落とすこともあるらしい。

料金はソイ(脇道)の中なら@10バーツ(≒27円)程度と、とてもお値ごろ。しかし・・・乗ってみたいのは山々なれど、乗車中はバランスを保たなければならないなど、お客にもちょっとした技が必要らしい。


大学周辺

インド大使館

ソイ沿いの街並み

水自動販売機

日本語の賃貸情報


大学のすぐそば・・・あらぁ、ここにも屋台が連なった様な大規模な市場が!衣料品・食べ物・玩具などの店が、延々と続く。ここも木タラの一部?

衣料品

美味しそう~~~

飲食場所は学食にそっくり


閑話
スプーンの殺菌消毒は電気炊飯器!?

学食・フードコートなどでは、まとめて置かれているスプーン・フォーク・箸などの中から必要な分だけを取って使うというシステムが、タイだけではなく日本でも一般的。

さて、ここからがタイ流。
タイでは、そういう場合は大抵 そばにお湯を張った炊飯器が置かれていて、個々人がスプーンの口につける部分をお湯にくぐらせて殺菌消毒して使う。ただし、このお湯、保温はされているが沸騰している訳ではないので、どの程度の効果があるのかは不明。「何もしないよりはいいか。」という気休め程度かもしれない。が、この暑い気候の中で暮らしていくための自衛的食中毒対策。いわば生活の知恵とは言えそうだ。

日本で外食をする場合、私を含めた日本人の誰もが、店の用意してくれたスプーンやフォークを、何の懸念もなく安心し切って使う。そんな日本での当たり前が、文字通り「有り難い程に、とても有難いこと」だったのだと、改めて思わずにはいられない。




午後は、地下鉄・ファランボーン駅から、バンコクのチャイナタウンとも呼ばれるヤワラートへ!!!
駅からの街並みを、地図をたどりつつテクテクと歩く。
街中に踊る看板の漢字が、理屈抜きで嬉しい!

ミシン屋さん

時計屋さん

蝋燭、線香?おぉ、供物屋さんだ


11/02/17 ヤワラート(バンコクの中華街)

漢字の文字が見える!

金の店

林檎

珍味

干し椎茸
ファランボーン駅東のエリアが「ヤワラート」と呼ばれるバンコクの中華街。たった今まで、タイの近代街・スクムビット通りを徘徊してきただけに、昔ながらの建物が立ち並びどことなくレトロな雰囲気を醸し出すこの界隈を歩けば、懐かしさがこみ上げてくる。

巷の看板に漢字の文字が躍り出したあたりから、金製品を扱う金行が密集しだした。なんでも、中国人は金行が大好きなのだそうな。「暑い!ちょっこし涼むかぁ?」ツレと、金行の店内へ飛び込んだ。冷房を惜しみなくきかせた店内。「あぁ、なんて涼しいんだろ~~~~♪極楽。」暑気を払って、ほっと一息。はたと見回せば、店内いっぱいに溢れた客たちが、店の職員を争奪するに忙しい!皆さん本気モード全開で、熱気むんむんだ。中国人は、経済的に強くないアジアの通貨をそのまま所持するよりも、金で保有するのが最も安定した蓄財法!というのが一般的なのだとか。この店だけで、どんだけのお金が動くのだろう。一気に熱が引いて、寒気がしそうな貧乏性な私w

果源って何?

するめ

魚の干物

衣類?とか
金行密集地帯を抜けると、食品街。果物、乾物系はては衣類系や携帯ストラップ。扱う商品も、実に多種多彩だ。
     
関帝古廟(この直後、ご本尊の撮影禁止と注意を受けたw)

市場の通路で焼いていた
茹でたうずら卵!?

市場の至る所にお寺が
ここチャイナタウンでは、店と店の間にさりげなくお寺があったりする。たまたま出くわしたのが「関帝古廟」。名前からして、きっと三国志の関羽絡みのお寺なのだろう。中へ入ってみたら、意外と狭い。後から後から来る人々が、思い思いに供物を購入したり拝観したりと大渋滞。それを、寺の職員らしき人々が声を張り上げて誘導していた。正面のご本尊にむかい何気にパチリとシャッターを押したら、寺関係者らしき人が胸の前で左右の手をクロスさせて×をつくってみせた。あぁ、写真撮影は駄目だったのね。どこにも書いてなかったと思うけどw失礼。

金行街の大通り沿いの露天、横に走るソイにエンドレスかと思うほどに立ち並ぶ店。平日だと言うのに、体を斜めにしてやり過ごす程に混み合っている道。たちこめる食べ物の臭い。ここは、バンコク・ヤワラート。この混沌とした活気が、えも言われぬ程に素敵~♪


11/02/17 ホテル近くの食堂

店内

FryRice@50バーツ(≒135円)

トムヤムクン@50バーツ(≒135円)
晩ご飯は、ホテルへの道・ソイYucharoen角のコンビニむかえの食堂で。ここは、地元の人々が利用するごく一般的な店。昼間の学食同様、建物は屋根と柱はあるが壁がない、吹き抜け構造。簡易的なテーブルにプラスティックな丸椅子が置かれていて、学校祭の模擬店を思い出す。

まだ夕飯には間があるせいか、店内はのんびり。食事時にはなかなかの賑わいになっているのを、昨日から横目で見てきただけに、ちょっと得した気分だ。まもなく別々に来店した西洋人が二組、それぞれにまったりと麦酒を傾け始めた。絵になるなぁ~。で、我らはと言えば、ツレは下戸。私は上戸。しかし、まだ明るい中で飲めないツレを前に飲酒というのも躊躇われ、飲はやめて食にした。

「なんか、とびっきり美味しいモノを食べよう!」と見回せど、写真入りのメニューが・・・ない。指差し注文に味をしめているツレも、これではお手上げ。メニューの中のかろうじて英語表記のあるものの中から、FryRiceとトムヤムクンと推測される文字を拾いだした。さて、どんなものがやってくるのか。ドキドキとワクワクと一抹の不安と。何気に見やれば、ソイに面して置かれたコンロで、道行く人々を眺めながら大きなフライパンを勢いよく煽る中年の女性店員。もしかして、あのフライパンの中身、あれが我らのFryRice?

きたぁ~~~♪どれどれ、うんん・・・・旨い!旨いなぁぁぁ~!!これは断然、美味いではなくて旨い。FryRiceは、日本のチャーハンにそっくり。米がパラパラとして、これぞ タイ米のいいとこどりという感じ。味付けも日本人ごのみだぁ!トムヤムクンの語源は、海老を煮て混ぜたものという意味で、世界3大スープの一つなのだそうな。ここのトムヤムクンは、海老入りのスープだ。あっさりしているのに深いコクが余韻となり、ズシンと強烈な一撃が胃袋にパンチ。

あなどれまじ、巷の食堂!!!!






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4日目  暁の寺&巨大涅槃仏 、 BTS(スカイトレイン)初体験 編  今日の歩数=23,908歩


BTS(スカイトレイン)


BTS

車内(吊革バーは座席に沿って二本)

車窓から
さて、今日はバンコク市内観光。今回のツアーについてきた「BTS一日券」を使ってみることにした。

BTSは、1999年12月5日の国王誕生日に合わせて開通した高架式鉄道。2路線で、列車は3両編成。車両もスマートなら乗客もどことなく垢ぬけている。車窓からの眺めも近代都市そのもの。アユタヤへの鉄路から見えた景色と較べると、天と地ほども違う。料金は、最低15Bで数駅ごとに5Bづつ加算され、最高が40B(≒107円)となっている。ちなみに、一日券は120B(≒324円)。

地下鉄・ラマ9世駅から地下鉄・シーロム駅へ行き、隣接する駅からBTSに乗り継いで、タクシン駅で船に乗る構想。そう言えば、現地ガイドさんにBTS一日券を渡された時「使う時は初回には必ず駅の窓口に提示するように」と言われていた。指示通り窓口で一日券を差し出すと、職員の女性は券を一瞥し、すぐにつまらなそうに首を横に振った。「なに、何?」。すると、彼女は「しようがないわねぇ。」とでも言いたげに、外を指差した。それで、やっとときづいた。さっき私達が券を提示したのは、地下鉄の窓口だったのだ。BTSの券を地下鉄に提示して、どうするねんw












本日の予定は、バンコク観光の定番である有名寺院めぐり。しかし、「あぁ、なんということ!」昨夜ホテル・ロビーのパソコンで検索したら、今日は王宮の休館日だと。
仕方がないので、王宮は次回の訪問に委ねるとして、今回はワット・アルン(暁の寺)とワット・ポー(巨大涅槃仏がある寺)の二寺に絞ることにした。


11/02/18 チャオプラヤー・エクスプレス・ボート

サートーン船着場
(青い屋根が目印

オレンジ旗船

ターティアン船着場

渡し船@3B


ワット・アルンの船着場
「船のチケットはどこで買うのかなぁ?で、どこから乗るの?」 全てが?マーク。いやぁ、まよった!迷った!!!

サートーン船着場・中央に建つチケット販売所には、外国人がひっきりなしに来ては財布を開く。しかし、ここは・・・ツアーというアルファベットの綴りが見えるから違うでしょ。ならば「地球の歩き方」のお知恵拝借。
★チャオプラヤー・エクスプレス・ボート

青旗船・・・・・ツーリスト向けの英語ガイドも便乗する特別な船。@150B。
黄旗船・・・・・通勤時間に多い急行船。距離により18、27B。
オレンジ船・・比較的多くの船着き場に停まる。13B。
普通船・・・・・旗はなし。全ての船着場に停まる。運賃は航程による。

※乗り放題チケット・・・・旗の色にかかわらず、乗り放題@150B(405円)。
さっきのチケット販売所は、青旗船のツアー・チケットを販売していたのだと思う、多分。

行きたい所はピンポイントなので、乗り放題は必要なし。となれば、オレンジ船が良いかと。やがて、オレンジの旗をたてた船がやってきた。が、凄い混みようで、身動きが出来ない!人の隙間から見えるチャオプラヤー川は、淀んだチョコココア色。おまけにゴミがぷかぷかと漂っていて、きったな~い。

幾つかの船着場を経た頃、青い制服の女性が何やらがなりたてながらやってきて、集金をはじめた。あぁ、この方が集金係か。目があった。本には1人@13Bと書かれていたので、2人分26Bを掌に乗せたら、大きく首を振って言った。「トゥエンティナイン」。え?、29B(78円)か?じゃぁ、1人14.5B?2人だからすっきり支払えるけれど、1人で乗ったら小数点以下はどうやって払うんだろう。この日の午後、バンコクの道端でツレが小さな硬貨を拾った。良く見れば、それは1Bよりも小さい単位のお金だった。我々観光客は、B(バーツ、1バーツ≒2.7円)よりも小さな単位のお金を手にする機会はほとんどないが、現地の人々はこういう単位で生活を営んでいるのだと、改めて思う。

取り敢えず、ボートには乗れた。料金もなんとか支払った。さて、次なる関門はどこで降りるかだ。船はスピーディーに次から次へと船着場に停まっているが、人混みの中にもまれているので、外の景色が見えない。さらに悪い事に、どこに着いたのかというアナウンスも一切ない。しかも、船着場に着いてから客が降船し乗船する時間の、何と短いことか。これは、まずい!人を掻きわけて、やっと船着場側の船の端に張りついた。と思う間もなく、降りる予定のターティアンに到着。あぁ、危なかった。もう少し遅かったら、降りそびれるところだった。危機一髪。

実は、サートーンからワット・アルンへ直接行く船がない。よって、まずはターティアンへ上陸し、そこから渡し船@3B(≒8円)で対岸のワット・アルンへ行き、観光後ふたたび渡し船でターティアンに戻り、ワット・ポーを観光して、往路と同じくオレンジ船でBTS駅タクシンを目指すという煩雑さ。渡し船は観光客とともに現地の人達の日常の足の役割も果たしている。そのためか、バンコク市内の川はこの周辺と一部を残して、多くが埋め立てられてしまったそうな。


11/02/18 ワット・アルン

ワット・アルン(暁の寺)
手前がチャオプラヤー川

本堂
門番は青鬼と白鬼

入口

大塔
中央の階段を・・・
ノボル、のぼる、登る

大塔上の「神の使者」
3つの頭を持つ象神と
その上に乗ったインドラ神
場所は、チャオプラヤー川の西岸。トンブリ王朝のタクシン王は、この地に王朝をひらき寺院を建立した。その名、ワット・アルン。別名・暁の寺。この寺を王朝の菩提寺という意味から、ワットチェーン・夜明けの寺と名付けたところから暁の寺と呼ばれるようになったと言う。日本では、作家・三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台として有名。入場料@50B。

ワット・アルンの船着場を降りると顔部分に穴が空いた記念撮影用の書き割りが並んでいる。前を歩いていた日本女性の観光客が、それを見て突然指を指して叫んだ。「あ~、これこれ、ここから顔を出して写真を撮るとお金を取られるって、地球の歩き方に書いてた!」ウン、私もその記事、読んだゾ。無料と思って撮影すると、有料だったと。確かに、横の看板に40Bって書いてるし・・・。少し離れた所で、おばさんがにこりと笑った。このシチュエーションから察するに、この人が見張り役か?

鳥の神様

モック(猿神)?ヤック(鬼神)?
陶器の破片が美しい!

小塔の中では仏陀が正座

大塔の上からは
対岸のワット・ポーが
ワット・アルンは、大仏塔の周囲を4つの小仏塔が取り囲む。大仏塔は、ヒンドゥー教のシヴァ神の住むカイラーサ山を模したものだそうで、途中まで登って一周することが出来る。しかし、その階段の急なこと!恐る恐る上から下を見下ろすと、今登ってきた階段が垂直に見え足がすくむ。無事に降りられるかなぁ。

しかし、喜びは試練の後にこそやってくる。私を包含する塔群はバンコク様式で、その塔の表面に埋め込まれた陶器の破片は中国美術の影響を受けたものだそうな。タイと中国とインドと、ちょっこしクメールと・・・大塔の上に立てば、眼下に広がるバンコクの街。対岸のワット・ポーと王宮。あまりの美しさに、しばし言葉もない。なんて雄大な景色なのだろう。潜りぬけてきた悠久の歴史が薫りたつような、エキゾチック・タイランド。

売店
    
礼拝所               線香は3本で





渡し船で、ターティアン船着場へリターン

渡し船の船内




ターティアン船着場・隣接の市場

供え物の花飾りを作る女性

お面

干物・乾物の店

観光客を待ち受けるトゥクトゥク
ここでも、屋台や果物屋さんや乾物屋さんなどなど、切れ目なく店が連なっていた。


11/02/18 ワット・ポー

大涅槃仏
大きすぎて写真に納まりきらない

お顔

足の裏は、超人の印として偏平足
バラモン教の宇宙の真理が
真珠貝などをはめ込んで描かれている
さて、ここで有名なのが巨大な涅槃仏。建物のほとんどの空間を占める程に大きい、と言うかデカイ!あまりの大きさで、全身を写真に写すのも一苦労。ビッグなガタイと金ピカぶりに、びっくり。

私とツレは、船着場から市場を抜けて道を渡った所にある入口から「ワット・ポー」の敷地に足を踏み入れた。このルートで敷地へ入り観賞を終えるまで、不思議なことにチケット売場には一度も遭遇しなかった。つまり、私たちは拝観料を支払っていない。「地球の歩き方」を参照すれば@50B。ゾロゾロと続く人の列について、結局出口へ出てしまったのだけれど。という事は、あの方たちの誰もが・・・払ってないよなぁ、きっとw。あれは、どういう流れだったのだろう?狐につままれた様な気がするw

太股位置の鉢に1個づつ硬貨を入れ煩悩を捨てる

本堂では涅槃仏に金箔片を貼る
お堂に入ると、どこからともなくカランカランという音が聞こえてきた。なんだ?
実はこれ、大涅槃仏・裏側の壁際に並んだ108個の壺に、20Bで購入した108個の小銭を願い事を唱えながら1つづつ入れて行くと、願いが叶うそうな。タイ人も外国人も真剣そのもの。願いを叶えたい思いに、国境はない。

さて、この寺院にはもう1つの顔がある。ここは、タイ最初の大学でタイ式マッサージの総本山。敷地内にマッサージ場もあるらしいが、偶然にも裏(?)から入って別の裏から出てきてしまったので、マッサージ場は気づかなかった。


11/02/18 ターティアン船着場の食堂

食堂とチャオプラヤー川
(右のドリンク広告の所が我らの席

入口から見た店内

店内

席からは乗船客の列が見える
ワット・ポーを後にして市場を抜けると、そこはさっき降り立ったターティアンの船着場。ふたたび乗船し、BTSタクシン駅のサートーン船着場へと戻る予定。とその時、胃袋を刺激するい~い臭いが漂って来た。

所は、乗船場横の食堂。片面がチャオプラヤー川に面し、ホテル近くの食堂と同様、壁がない吹き抜けなので風通しが良い。通路から中を覗けば、外国人や子供連れカップルがのんびりと寛いでいた。それだけで、一幅の絵を見ているようだ。「よし!ここでお昼ご飯にしよう!!!」

待つこと10分。空席が出来て、左の写真の右側・ドリンク広告写真が掲げられている席に案内された。川に面したスペシャル席。ついてる♪

レモン・アイスティー@25B(≒68円)
まさか、缶で出てくるとはw

野菜ライス@50B(≒135円)

チキンライス@50B(≒135円)
ペらっと一枚モノのメニューをチラ見して、注文する料理を即決。「人生は閃きだ!」なんて呟いてみる。実の処は、タイ文字の下に小さく書かれたアルファベット文字のchicken riceとgreen riceが唯一の頼り。店の女性がブロークン英語を巧みに操り、私たちに「飲み物はいらないのか?」と言った。ならばと、レモン・ティーをオーダー。出てきたのは、リプトンの缶入りレモンティーだったw

待望の野菜ライスとチキンライスが、やってきた。野菜ライスは白いご飯の上に野菜炒めがのり、チキンライスは白いご飯の上に鶏肉と野菜炒めがのったもの。「どれどれ、まずは一口。」と、皿を引き寄せる。ウマイ~~~。な、なんでだろ。粘りの少ないさらさらパラパラとしたご飯が、程良く火を通した野菜と見事に調和。日本では、炒飯以外は粘りのある米が好まれるが、要は素材の特徴を活かして捌くと言うことだろうか。あっさりした薄味の後に、深い味わいが残る。タイ人の料理センスに、ただただ脱帽。

バンコクを代表する景色を瞳に映し、ゆったりと流れゆく時をかみしめる。ただただ、贅沢♪
このあたりは川の流れが停滞していて、ゴミの浮遊が特に多い。汚さは船上から見た時と同様だが、川の中央部はブラック・ココア色だったのに対して、川端はチョコ・モスグリーン色。まるで本心を隠すように濁った水を湛えるチャオプラヤー川、その向こうにそびえるワット・アルン。目の前に広がる景色は、混沌にしてエネルギッシュな東南アジアそのもの。数時間後には夕日が沈み、ワット・アルンを暁に染める。ぼんやりと眺めていると、神秘な異国情緒が胸を占め、心ざわめく自分がいた。国は違っても、私の体内に宿る同じアジア人のDNAが呼応するのだろうか。



復路のチャオプラヤー・エクスプレス・ボート



BTSオンヌット駅
BTSタクシン駅まで戻り着いた私たち。さて、これからどうしようか?
おぉ、そうだ。手の中には、BTS線ならどこまでも行ける「黄門様の印篭」みたいな「BTS一日券」。これを使わない手はない。

タイのBTS(スカイトレイン)は、ウィークエンド・マーケットのあるモーチットから戦勝記念塔やサヤーム・スクエアを通ってスクンビット通りをオンヌットまで行くスクンビット線と、船に接続するシーロム線の二本。折角の乗り放題券なので、スカイトレインの端の駅から逆端の駅まで行ってみよう、ついては路線の長い方がいい。という理由で、シーロム線・サイアム駅でスクンビット線に乗り換えて、まずは東の終着駅・オンヌット駅へ。


11/02/18 オンヌット駅のTESCO Lotus(フードコート)
オンヌット駅は、タイで1、2を争う大手スーパーチェーン・テスコロータスに直結している。足は自然とフードコートへとむく。広い!店が多い!しかも、エアコンが効いて清潔感がいっぱいだ。テーブルの下に、野良犬が寝ていないのもポイントが高い。

その上、メニューに英語が併記され、得意の単語拾い読み(?)が出来るのも嬉しい。料金は、屋台よりも2・3割程割高ということだが、それでも安い。

蒸しまんじゅう?@10B(≒27円)

coffee@10B(≒27円)
ここで、少々飲茶。色々な料理がありすぎて、何を食べようか迷う。たまたま目についた蒸しまんじゅうをゲット。ヨモギや海老を生地に混ぜ込んで蒸してあり、手でつまむと生地の表面がべちゃと手にひっついた。横に添えられた辛めのタレをつけてたべる。酒の肴にいいなぁ、これ。
フードコートの利用法
                             

クーポン
タイのフードコートは、日本とは少々かってが違う。都度、現金で買うのではなく、先にクーポンを購入しておくクーポン決済が主流なのだ。それじゃぁ、なんB単位のチャージが出来て、いくら位食べられるの私たち?って、んなこと私たちが解らないのに他人さまが解る訳がないじゃろう!って、つっこまれそうだが、なんせ戸惑ってしまった。

後で追加チャージが出来るそうなので、取りあえず100Bで。クーポン売り場は窓口が売り口と払戻口とに分割されており、払い戻しも機械的にスムーズ。

一度経験すると、お店屋さんごっこみたいで~、楽しいヨ♪。


閑話
タイのビニール袋文化

横に寝かせると、こんな風。
口を持てば、空気は上にくる

タイはビニール袋文化の国!
なんと!ジュース、お菓子、カレーなど何でもビニール袋にいれてしまうのだ。ちなみに、ドリンク系はゴムの所からストローをさして飲む。日本の様に一回使い捨てのプラスチック容器や紙箱や紙コップではなく、ただのビニール袋というのが、なんともユニーク。

驚いたことには、私なぞは今までビニール袋の空気をしっかり抜いて口を留めていたが、空気をパンパンに入れてふくらませるのがタイ流。屋台などで、ビニール袋の口を輪ゴムでくるくると巻いて手際良く留めている人をみかけると、、その手つきの見事さに見惚れてしまう!!!格好いい♪

たかが ビニール袋、されどビニール袋。口をしっかりと輪ゴムでとめてあるので、逆さまにしても中の液がこぼれることはない。この時まで、ビニール袋がこれ程までに便利で使えるヤツだとは思ったこともなかった。

タイ流・ビニール袋の縛り方

①両手でビニール袋のあっちの口とこっちの口をそれぞれに持ち、3回位下に折りたたむ。
②今度は端から縦にギャザーを寄せる様に畳む。
③左手の中指に輪ゴムをかけ、右手の人差指で時計回りにぐるぐると巻く。
④左手の中指の輪ゴムを前で右手の輪ゴムの中にくぐらせ、袋の口にかける。
 ※はずす時は、最後に袋の口にかけた所から簡単にはずれる。
空気満タンのビニール袋が完成!面白い~~。

ただ、ラーメンなどの熱いものでも、頓着なくビニール袋に入れてしまうのには、ちょっとびっくり。ビニールの成分が融けて食品にしみ込んだりはしないのか?いえいえ、タイ人はそんな瑣末なことには動じない。だって、ここは微笑みの国・タイ、天使の都・バンコクですもの。


オンヌット駅周辺

理髪店

本屋

駅前

スカイトレインの屋台「OCHAYA」日本語?


スクムビット線オンヌット駅→反対の終着駅・モーチットへ!

BTS・モーチット駅

MRT・チャトゥチャック公園駅

モーチット駅・袴線橋から


11/02/18 チャトゥチャック公園

チャトゥチャック公園

公園内の大時計

公園内の池

芝生も日本とは違う植物
BTS(スカイトレイン)モーチット駅出口の所に、MRT(地下鉄)チャトゥチャック公園駅がある。タイでは、地下鉄・鉄道・船などの乗換駅が隣接している事が多く、とても移動が便利なのだ。

さて、モーチット駅で有名なのが巨大ウィークエンドマーケット。しかし、この日は平日なので開かれていない。残念゙。

モーチット駅に降り立つと、そこはもうチャトゥチャック公園の入り口。広い!とにかく広い!!ここは、バンコクで最も大きな公園なのだとか。一周するのには、どれほどの時間がかかるのだろう?

一面に広がる緑の芝生、中央の広大な池。木陰でまったりと涼む人々のうえに、時がゆったりとすぎていく。特に何かがある訳ではない。広い敷地に芝生の緑の絨毯が敷き詰められ、大きな大きな池がある。ただ、それだけ。なのに、どうしてこんなに心が落ち着くのだろう。


11/02/18 戦勝記念塔

戦勝記念塔

ロータリーはバスターミナル

高架で物売る人々

セブンイレブン


mr bun パン@10B(≒27円)
モーチット駅からBTSで戻る途中の車窓から・・・見つけた!高い塔。これが、戦勝記念塔に違いない。ということで、次の駅で、あたふたと降りた!

戦勝記念塔は、1940年のタイ・フランス領インドシナ紛争のおり、フランス軍との戦闘で亡くなったタイ国軍兵士を慰霊するために、1941年に建てられた慰霊塔。ロータリーの真ん中にすっくと建っているのだが、このロータリーの外側ぐるりが全部バス停となっており、ここがバンコク発着バスの拠点ターミナルでもある。

そんな事情も手伝ってか、このあたりは昼夜を問わず、観光客やら現地の人やらで常に賑やかだ。ロータリーを囲むように建つ高架の上では、沢山の店が地べたにずらりと商品を並べて商売中。その商品たるや、食べ物は勿論、衣類やらアクセサリーなど何でも揃いそうな勢いだ。後で聞いた話によると、バンコクへ着いた時にホテルまでのバスに同乗した大学生たちが、ここでTシャツ3枚を1000円に値切って手に入れたとか。商談成立までのバトルが、とても面白く楽しかったって。私も、買ってくれば良かったなぁ。

店から少し離れた所で、上半身裸の10歳くらいの男の子が目の前に空き缶を置いて上半身を丸めている。その背中は弓なりに曲がり大きく盛り上がっていた。タイでは、人の集まる所にはたいてい物乞いの人たちがいる。先日のチャイナタウンでも、片手五指のないお爺さんがその手を振り上げて、お金をせがんでいた。こういう姿をみるのは、胸がつぶれる思いがして辛い。



こんな可愛いBTSの電車、発見!


11/02/18 マクドナルド
疲れた、ちょっと一休み。

ここは、BTSアソーク駅とMRT(地下鉄)スクンビット駅が交差していて、どちらの路線も使える便利な所。ホテルへ帰るためにMRTに乗り換えようとしていたら、階段の横に日本で見慣れている「マクドナルド」があった。よしよし、ここで一服♪

店内に入ると、「、ここって本当にバンコクなの?」と思わず見回してしまった。なんと、客のほとんどが外国人。しかも金髪の西洋系って、なぜ???

←アイスコーヒー@33B(≒90円)
さっきのフードコートでの珈琲が10B(≒27円)。学食なら、カレー一皿頼んでも3Bのおつりがくるという金額だ。タイの人達にとっては、決して安い額ではない。

客の多くは旅の途中で、食べ慣れたファーストフードが恋しくなった西洋の人々、やもしれぬ。


閑話
アユタヤで出会った兵庫の青年
神様は、時々こんな小粋な計らいをやらかしてくれる。

MRTスクンビット駅の券売機前で表示画面を覗きこむ人あり。ありゃぁ、あれは、アユタヤで会った日本人青年ではないか。思わず声をかけると、彼はびっくりして固まったあとに、その顔をほころばせて嬉しそう。「 こんなとこで、会うなんて。」たった一度会っただけの人とは思えない懐かしさが湧きあがる。彼は今日、王宮を外してその周辺のワット・アルンなどを回ったとのこと。なぁんだぁ、私たちと同じとこを徘徊していたんじゃぁないのぉ。

たとえば、「ちょっとお茶でも」とマクドナルドでコーヒーブレイクをしなかったら、たとえばアユタヤ駅を見つけられずに30分近くも迷ってあの汽車に乗らなかったなら、彼と再会することはなかったハズ。いや、会ってすれ違ったにしても、ただの通りすがりの人だっただろう。まっこと、縁は異なもの味なモノ。

「しまった。一緒に屋台ででも食事をすればよかったね。」と、彼と楽しい会話を交わし合って別れた後、ツレと顔を見合わせた。


11/02/18 ラマ9世駅のTESCO Lotus(フードコート)

店内


セット食@45B(≒122円)
(フィッシュ&ライス&スープ&サラダ)

麺@45B(≒122円)

焼き鳥・一本@10B(≒27円)
今夕、帰国の途につくので、朝 ホテルのチェックアウト時に荷物をフロントに預けてきた。という次第で、集合時間には旅行社の空港送迎バスがホテルのロビーにやってくる手筈。なので、あまり遠くへ行って遅刻したらおおごとだ。夕食は、無難にホテル近くで済ませることにしよう。

ホテルの最寄駅・ラマ9世に着くと、隣接したスーパー内にフードコートを発見!オンヌット駅で体験済みの「TESCO Lotus」だ。ここも、オンヌットの店と同様に広く、料理のバリエーションも豊富。ツレのセット食は、鰈に似た魚の唐揚げがメインディッシュで、ご飯とスープとサラダがついてきた。日本で言えば、さしずめ定食といったところだろうか。麺の方は、小麦粉の麺で韓国の麺によく似ている。いづれも、味に外れがなく美味なのは、さすがフードコート!

今度も100Bのクーポンを購入し残高が少しだけ残ったので、ツレが追加チャージして焼き鳥を買って来た。なんだか、買い喰いする小学生みたいで笑ってしまった。ビニール袋に入れられた焼き鳥を見ても、もう驚かない。気分は、しっかりタイ人。ところで、タイの鶏肉はどうしてこんなに美味いのだろう。「日本に持ち帰りたい。」と本気で思ってしまった。
食品街

TESCO食品売り場

すし・ミニチュアみたいな小さな海苔巻き

魚・・・見た事ないお顔だけど・・・


閑話
スワンナブーム国際空港の中国人男性

手続きを終えて搭乗口へ
ホテルのロビーで旅行社のマイクロバスにひろわれて、いよいよ、タイを出国する時がきた。毎日 カルチャーショックの連続で、時の経つのを忘れていた私たち。気分は、竜宮城で遊び呆けた浦島太郎。

ガイドさんに促されて、搭乗手続きを待つ列に並ぶこと30分。外国人用のカウンターはいずこも長蛇の列で、ちっとも前に進まない。と、ガイドさんが言った。「係官の手際が悪くて、時間がかかっているようだ。二グループに分けて、隣の列にも並びましょう。どちらか早い方に皆で移動すればいい。」まぁ、言って見れば、二股をかけようということ。指示通り、私と大学生グループのうちの2人が隣の列へ並びなおすことに相成った。

並ぶだけで、他に何することもないので、なんとなく周囲を見回していたら、前に並んでいた老齢の男性と目があった。どうやら、同様に退屈していたらしく、愛想よく話かけてくる。「Are You Chinese?」「え、いえいえ、Japanese。」と私。痩身をインドネシアのバティックのような半袖シャツに包み、その腕には金のロレックスが光る。どうみても、ヤクザな雰囲気。そのうち、連れの若い男性と話す言葉が漏れ聞こえてきた。明らかに中国語。なぁんだ。そっちこそ中国人じゃぁないの。どうやら、私たちの列の方が早そうなので、ツレを含むもう一つのグループがこちらへ移動。散々待ちくたびれた処で、やっと順番がきた。と思ったら、例の中国人が何やら血相をかえて係官にどなり散らしている。「な、な、なんだ?」こそっとカウンターを覗きこむ。背が高くて一部始終を見渡せる我グループの大学生が教えてくれたところによると、あの中国人男性の荷物が重量オーバーのため追加料金を要求され、その額が高いと抗議しているのだとか。見れば、いつの間にどこから持って来たのか、プラスティックの衣装ケースが5・6個ほど彼の足もとに置かれていた。さっき、連れに見えた若い男性は、同行する訳ではなくて、荷物を運んできただけだったのか。これらの荷物を北京へ持ち込もうということは、彼はバイヤーか?我チームの大学生によると、60キロオーバーだと。なんぼなんでも、これを無料で運ぼうなんて、それは無理だわ。しかも、後ろに大勢の人が順番を待って並んでいるというのに、そんな事にはおかまいなし。最初は追加運賃そのものを否定していたのに、次第に追加運賃を値切りだした。「どこそこでは、○○ドルだった。」と英語でまくしたてるのだが、係官は全く相手にしない。そのうちに、彼はカウンターに航空券を叩きつけ、自分の荷物を蹴飛ばして、顔を真っ赤にしながらどこかへ消えた。

無理を通して道理をひっこめようとする中国人のエネルギーに、ただただびっくり。



5日目  帰国の途

11/02/19

AM1:05 バンコク発の機内食

乗り継ぎの北京空港・AM6:30
このツアーで、一番心配だったのが、早朝の北京空港での乗り継ぎ。仮眠が出来るかなぁ。もし、寝たとしても起きられるかなぁ。などと思い迷ったのが嘘のように、機内が消灯になった途端に記憶がぶっ飛んだ。「案ずるより産むが易し。」とはこのことか。

早朝で人員が少ないせいなのか、はたまた格安チケットのせいか、飛行機のタラップを降りてバスまで歩き、そこからターミナルビルへと向かう。タラップからバスまでの徒歩の間が、身に刺さる程に寒い。

肉?たしか。

chineseって、お粥カイw
さっき、食べたばっかりなのに又食事かい?という感じだけれど、見れば食べたくなるのが人情で・・・。今度は、肉?とChineseの二択だという。折角なので本場の中華にしてみるか。ところが運ばれてきたのは、明らかにお粥。つまり、朝粥ということ。確かにChineseには違いないけれど、ちょっと当てが外れた気分。って、何を期待していたのだろう、私w


May I help you?
①地下鉄(MRT)・ラマ9世駅で
路線図の運賃を確認していたら、背中で声が降ってきた。「May I help you?」。前日に地下鉄初乗りを体験済みなので、自分では余裕だったはずなのに、傍からはオタオタしている様に見えたのか。「観光地や駅で慣れ慣れしく近づいてくる人には要注意。案内をする振りをして、知り合いの土産物屋へ連れ込まれ粗悪品を高く押し付けられる被害が出ている。」という「地球の歩き方」の文章が頭をよぎる。加えて、突然の英語!びっくらこいてしまって、かろうじて「NO!」と答えるのがやっとの私。

②BTSタクシン駅で
やはり、切符を買おうとしていたら、若い2人連れの片割れがタイ語で何やら言った。その素振りからして「May I help you?」のタイ語版だと思われる。多分。しかし、タイ語となれば、私にとっては英語より難関。思わず首を振っていた。

③中華街で
迷いながらも何とかチャイナタウンへ辿り着き、観光を終えて・・・さて、帰りの駅はどっちだ?相棒と指差しながら相談していたら、ちょうど信号を渡って過ぎて行ったご夫婦が踵を返して来て言った。「May I help you?Where?」中国人夫婦で奥様は香港だそうな。駅の行き方を身ぶり手ぶりで教えてくれたが、途中で奥様が「こっちの方が近いわよ。」。旦那と奥様が、それぞれに違う道を勧める。もう、夫婦喧嘩寸前の迫力。そこへ通りがかったタイ人の男性が中国人旦那の説を支持し、路傍で店番をしていたタイ人は奥様を支持。とんだ騒動になり、収拾がつかないタイ語と中国語のバトルを、唖然と眺める私とツレ。かくして、通りすがりのタイ人男性が、自分もそちらへ行くから連れて行ってやる!ということで決着をみた。蛇足ながら、後で地図を確認したら中国人奥様のお勧めの方に「中華門」があったらしい。ううう、それも見たかった、残念。
まとめ
地下鉄車中で
タイの場合、汽車と地下鉄では利用している人々の、経済的格差は歴然。汽車はバンコクから郊外へ向かうので、貧富の差は当たり前と言えば言えるのだが・・・。一方、地下鉄の方は、パソコンを手にしたビジネスマンやら携帯を操る身ぎれいな若者たちやら、日本と大差がない風景。

ある日の地下鉄でのこと。目の前に立っている若いカップルのために、ツレが少し膝を寄せて1人分の隙間をつくってあげた。男性の方は、流暢とまでは言わないが日本語を話す。以前、3年間ほど日本の日立研究所で働いていたのだそうな。懐かしそうに日本語を紡ぐその様子が、とても嬉しい。


「言葉はツール」と誰かが言った。
そうだ!道具の一つでしかない。ただ、道具が無ければ作業にならないのも又、事実。


言葉が解らない。タイ文字も読めない。おまけに地理不案内という三重苦を背負った私たちのタイ旅行。迷いつつも、なんとか目的地につけて楽しめたのは、ひとえに懐っこく世話好きなタイの人々のお陰。書き漏れてしまった現地の人々とのやりとりが、まだまだあった。あぁ、私に英語が話せたら、タイ語が話せたら、もっと心の交流が出来たのに。と思うと、残念でならない。


どこに行っても感じる私たちを見守る温かい視線は、素朴な「微笑みの国」そのもの。





















                                          
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