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2012年 韓国旅行記

釜山・・・凡一洞・釜山タワー・ジャガルチ市場




12/10/20~12/10/23   新千歳→釜山(大人2名)
日程  3泊4日

レート  KRW100=JPY7.17


経費 内訳 金額
交通費 ツアー代金 @29,800×2名=59,600円
(空港使用料) @1,000円×2名=2,000円
(現地税) @1,690円×2名=3,380円
新千歳パーキング @1,700円
保険代 損保ジャパン“Off”カップルプラン 2人で         3,290円
現地の交通費 地下鉄&タクシー 14,000w
食事代 110,500w
雑費 ○○ 29,500w
総計 〆て        80,750円




月日 スケジュール 宿泊地 宿泊場所
1日目 大韓航空機にて釜山へ 釜山 釜山国際ホテル
2日目 龍頭山公園→釜山タワー→ジャガルチ市場 釜山 釜山国際ホテル
3日目 老圃→梵魚寺 釜山 釜山国際ホテル
4日目 土産物店→帰宅 札幌 自宅











月日 訪問地
1日目 新千歳空港
ロッテ百貨店・釜山本店
2日目 凡一洞(ボミル)駅周辺
地下鉄・凡一洞駅
龍頭山公園
 ○釜山タワー
ロードモニュメント
BIFF(PIFF)広場
ジャガルチ市場
 ○釜山ジャガルチ・マーケット
釜山の町並み百景
チャイナタウン
 ○上海街
釜山駅(KORAIL)
3日目 地下鉄・老圃(ノポ)駅
 ○露店のアジュンマ
 ○周辺の町並み
 ○日本語通訳氏
4日目 梵魚寺
 ○天王門
 ○大雄殿(本堂)
 ○大雄殿前広場
 ○厨房&食堂




食べたところ 料理
大韓航空KE772 機内食
トリドン 焼肉
이맛이야 !(うまいよ) キンパプ(ノリ巻き)&激辛ラーメン
渡辺家 刺身定食
萬金食堂 定食
マクドナルド Coffee
名家 蔘鶏湯、ビビンバ
大韓航空KE771 機内食
購入食品 購入場所
ホットク ロッテ百貨店裏のホットク店
おでん 老圃(ノポ)駅の軽食店
キンパプ 金海国際空港




宿泊場所
釜山国際ホテル




閑話
●釜山市民と日本人
●釜山地下鉄の両替機
●車のドアに「青いスポンジ」
●電車内の傘の処し方
ダイソー・ジャガルチ店



1日目  出発編       今日の歩数=7,726歩  曇り


2012/10/20 新千歳空港

国際線ターミナル
国内線・3Fグルメワールド
キッズコーナー・どらえもん RoyceChocolateWorld 売店&休憩スペース
今日乗るのは国際線。しかし、まだ時間がたっぷりあるので、ぶらりと国内線ターミナルを徘徊してみた。

3階国内線のつきあたりには両脇にレストランがあり、正面には広いフードコートが待ち構えている。
国内線4階・オアシスパーク
エスカレーターを上るとオアシスパーク 万葉の湯
4階は、入浴施設と映画館となぜか100円ショップ、という異色のラインナップ。
KIMONO
お値段は、なんと~@19000円
搭乗手続きも終え、出発ロビーの売店を見るともなく眺めていたら・・・と、と、と、と、なに?これ。

傍へ近づいてポップを見れば「Silk100% KIMONO 日本製」。だそうな。これが、きもの?私には、バスローブにしか見えないのだけれど・・・。


大韓航空KE772便
KOREAN AIR(大韓航空)KE772便。座席は、通路をはさんで両側にそれぞれ3席づつの配置となっていた。ソウル便と比較する訳ではないが、こんな小さな飛行機に乗ったのは、随分と久しぶり。それでも、週末のせいか、シートはかなり埋まっている。

さて、私とツレに振りあてられたのは、ビジネスクラスのすぐ後ろ。そのせいで、座席の前のスペースがやけに広い。「おぉ、これはあずましい~(ゆっくりできる。)」とひそかにニンマリ。しかし、程無く機内食がやって来て、そのリスクを知ることになる。ない、ない。ないのだ。テーブルが目の前に。本来ならば前の席の背中部分に装備されているテーブルを後ろの人が使うのが常だが、この席は自分の左側・ひじ掛け部分に二つ折りに畳まれて収納されているテーブルを使うようになっている。それを広げて、機内食の準備完了。が・・・テーブルの安定が悪いため、食器を詰め込んだトレイを常に押さえていなければ、床に落ちてしまう。さらに悪いことには、ツレのテーブルが壊れていて、高さの平衡を保つために折り畳み部分にティッシュを差し入れ、騙し騙し食べ終えた。なんだかなぁ、食べた気がしないw
機内食
パスタ(緑色) 飲み物は、おなじみの韓国ビール・MAX。 鶏 ご飯はサフランライスのような・・・。


~釜山~


ロッテ百貨店・釜山本店
ロッテ百貨店・釜山本店 クリスマスイベントのイメージキャラは、チャン・グンソク
釜山到着の後は、まずは格安ツアーのお約束・免税店へ。

ロッテ百貨店・釜山本店がある西面(ソミョン)は、釜山で唯一地下鉄が交わる交通の要所であり、整形手術の病院が集まる通りや、昔ながらの雰囲気を今に残す西面市場・釜田市場、若者に人気のナイトスポットなどが軒を並べる釜山の中心地である。その西面の顔と言っても過言ではないのが、ロッテ百貨店・釜山本店。

現地添乗員の32歳美人独身女性ソ・ウンギョンさんが、流暢な日本語で曰く「私も友達と会う時は、たいてい西面に来ますよ。」


2012/10/20 ロッテ百貨店裏のホットク店

人気の屋台は長い行列
イケ面?のお兄ちゃんたち これが、大人気のホットク@900w(約65円)
いつもの事ながら、免税店にはトント御用のない私と家人。

「では、1時間後にここへ集合してください。」と言う前出の現地添乗員・ソ・ウンギョンさんの「買物タイム宣言」を背中に聞いて、脱兎のごとく外へと飛び出した。その目指す先は、ロッテ百貨店裏の行列!実はこの店、釜山でも大人気のホットク屋台。噂の通り、なが~い列がロッテの駐車場の中まで続いていた。よく見れば、その隣も同じホットク屋さん。なのに、そちらは閑古鳥。んんん、なんでなの?ソ・ウンギョンさんが言うには、当初「ここで働く若い男性たちがイケ面揃い」と、おばさま達のハートに火を点け、今は若者たちにも大人気なのだと。たしかに、若い男性たちだけで店を切り盛りしているけれど、イケ面と言うのは・・・微妙w いえ私が言ったのではない。ソ・ウンギョンさんの私見。

それはさておき、ソウルのホットクはナッツ類が中に入っているそうだが、ここのホットクはナッツ類を上からまぶす。このナッツが香ばしくて、旨さを一層ひきたてる。さらに、この店のホットクには黒糖が入っているのでコクがある。それが、人気の一因でもあるそうな。これも、ウンギョンさんからの受け売り。にしても、うまいー~~~~。


2012/10/20 釜山国際ホテル

釜山国際ホテル
ホテル前では、かぼちゃの作り物を積んだトラック3台が、出たり入ったり。これって、何するもの?
「釜山国際ホテル」は、釜山一の繁華街・西面にとても近く、交通至便。コンビニや飲食店が近くにあり、まさに足回りの良さは特筆ものである。ロビーはゆったりと広く、高級感が漂う。しかも、フロント全員が日本語堪能とのこと。

おぉ、今まで韓国で泊まったホテルとは、ちょっとばかり格が違うゾ。
ツインルーム 室内のテレビは、日本の新潟県選挙戦が・・・釜山はアナログ放送なのか
部屋に入って、びっくり。建物自体が古いのは、否めないが、悪くもない。理由は、掃除が行き届いて清潔だから。ただ、問題がひとつ。洗面台の底に常時水が溜まりっぱなしで、流れないのだ。新築以来、修理もせずに今日まで堪り水となってきたのだろう。白いはずのその部分が、茶色く変色していた。加えて冷蔵庫の中のウェルカム・ドリンクは、2人で1本。

「昔の高級ホテル」と言った誰かの言葉が、ふっと頭をよぎる。
ホテルの部屋からの眺め。
部屋はホテルの正面玄関の真上。見下ろすと、映画「チング」の撮影で有名な道路が目の前を横に走り、それに対して直角に交差するその道に今回立ち寄った飲食店が2店ある。遠くに目をやれば、その先には釜山港が見え、その横には釜山という名の通り「お釜を伏せたような山がひろがっていた。

トリドン=1日目の夕食を摂った店
名家  =3日目の夕食を摂った店
さて、韓国の大ヒット映画に「チング」と言う作品がある事をご存じだろうか。実はその映画の舞台となったホテルと、主演俳優・チャンドンゴンが死んでしまうシーンを撮影したのが、このホテル前の道路なのだ。釜山では、超有名地。

ホテルの隣には、国際ナイトクラブがある。このクラブも映画の中で主演2人が絡む有名なシーンの舞台となったのだと。あぁ、もいちど見直しをしなくっちゃぁ~、チング。


2012/10/20 トリドン

トリドン
ホテルの部屋から
店内・・・宴会中のおじさま集団で賑やか メニュー
焼き肉
牛肉カルビ、豚カルビ、牛三枚肉。
焼肉用・・・葉っぱ(サンチェ&紫蘇) 焼肉用・・・つけ味噌 焼肉用・・・玉ねぎスライス
前菜(パンチャン)



夕飯・・・釜山第一食目。

まずは、ホテルの目の前の飲食店へ。前出の現地添乗員・ソ・ウンギョンさん情報に寄れば、この店は韓国映画「チング」の撮影時、スタッフが通った店なのだと。

入口を入ると右脇に仕切りをつけただけの簡易な造りの靴箱があるので、靴を脱いで板敷の店内へ。そこには、すでに出来上がっているおじさまたちの集団が!客筋は、ほとんどが地元の人たち。大繁盛の模様。

座るなりすみやかに、中年のおばちゃまがメニューを持ってやってきた。「うんん、何にする~?」思案の私たち。その時、おばちゃまがメニューの三か所を指差して言った。「イチマンハッセン。」。・・・18000?家人と顔を見合せていると、おばちゃまが被せるように言う。「OK!OK?」あ、いやいやぁ、ちょっと まっちくりぃ~。とメニューの三か所を指差しでなぞり「イチマンハッセン?」と確認する私。三か所とは、牛肉カルビ、豚カルビ、牛三枚肉。しかし、値段をみても牛カルビだけで@15000もするのに、3種で18000ってありえないような安さ・・・。まぁ、メニューの定価以上には請求されることもないだろう。と、頷いた。

まもなく、一枚の皿に盛リ合わせた注文の肉がやってきて、店の若いお兄ちゃんが鉄鍋に全部を乗っけて行った。肉に詳しくない私には、どれがどれやら さっぱり解らないけど、取りあえず 脂っこいのが苦手なので、出来れば鉄鍋で焼くよりも網焼きがいいなぁ~・・・w ほかに、ツレにご飯を1膳、あと私用に焼酎をひとつ。韓国の飲食店では、酒類はたいてい瓶で出てくる。で、「下戸のツレの食べるペース」に「私の飲むペース」が追いつかず、焼酎が半分ほど残ってしまった。勿体ないので、先ほどの店のお兄ちゃんに承諾を得て、ホテルへ持ち帰ることにした。このお兄ちゃんは日本語がなんとか通じ、おじさまたちが酔いのまわるほどに大きな声を張り上げるたびに、身を縮めて「すみません。」と私たちに謝っていた。楽しいお酒で、何より。

私とツレがほぼ食べ終えた頃、宴会おじさまのうちの一人が入り口のコーヒーマシンに張り付いて、同伴者たちのコーヒーを人数分せっせと運びだした。コーヒーは、無料サービスなのだと。やがて、後ろに立っているツレに気づいたおじさまが、私たち2人分のコーヒーもセッティングしてくれる大サービス。酔いがまわって、気分がチョアヨ(良い)だったのかな?

さて、支払は35000w(約2450円)。韓国の常で、飲食店での明細はない。で、その内訳を想定してみる。
牛肉カルビ@15000w、豚肉カルビ小@5000×2人前、牛三枚肉@6000×1、ご飯@1000w、焼酎@3000w。と、これなら合計35000wになるから、多分こんな感じ?にしても、注文とりのおばちゃまの「イチマンハッセン」、あれは何だったんだ?ひょっとして、日本語の数字読みを勘違いして覚えているのでは?

翌朝、ホテルの玄関前で昨夜の店のお兄ちゃんに出会うと、顔を覚えていてくれて、日本語で挨拶をされた。とっても感じがよい。あぁ、そっか。焼酎の小瓶の残りを持ち帰る客なんて、そうそういないかw





2日目  釜山タワー→ジャガルチ市場 編     今日の歩数=26,495歩     晴れ 一時 雨


2012/10/21 이맛이야 !(うまいよ)

이맛이야 !(うまいよ)
厨房 店内
テイクアウトの客とキンパプを作る店員
テーブル席
埋め込み式のナイフとフォークセット入れ
待望の釜山観光・初日。レッツゴー!とばかりに、ホテルを飛び出し最寄りの地下鉄駅へと向かう。その途中、すでに営業中の早起きなキンパプ屋さんを発見。客の多くは、出勤前や通学前の地元の人々。TakeOutで、忙しそうに立ち寄っては去っていく。朝から、活気がいっぱい。

そういえば私たち、朝ご飯がまだだわ。そうだ、ここにしよう!ところで、店の看板に書かれている「이맛이야 !(うまいよ)」、これが店名なのかなぁw
キンパプ(ノリ巻き)@1500w(108円) 激辛ラーメン@2000w(143円) 前菜(パンチャン)
韓国へ来たのだもの、まずはキンパプを食べなくちゃぁ。で、ツレは・・・「麺がいいなぁ。うどんにするか、いや激辛ラーメンにすっかな。」。

ここはキンパプ専門店なので、種類は色々とあるけれど、とりあえず元祖のキンパプをオーダー。普通、キンパプは海苔の上にごま油を塗り、ぱらぱらと白ゴマをまぶしてあるのだが、ここのは白ゴマなし。キンパプのそも始めは、そうだったのかなぁ。

とツレのラーメン丼を覗けば、な、な、なんと・・・・・・。この店が言う激辛ラーメンって、インスタントラーメンのことだったのかw ものも言わず、麺をすするツレ。韓国では軍隊の食事から一般に普及した部隊鍋(プデチゲ)と言うインスタントラーメンの鍋料理が、巷の飲食店のメニューにもあるそうな。それを思えば、ラーメンを注文してインスタントラーメンが出てきても、なんら不思議はないのだが・・・韓国滞在中の食事回数は限られている。ならば、「ここまで来て、インスタントラーメンを食べなくても・・・」。しまった、やっちまった!!!という感じw

しかし、日本ではウチご飯のインスタートラーメンが、この国では外ご飯。これこそが、韓国・庶民の食文化の一端を知る旅の楽しみのひとつに他ならない。・・・と、日記には書いておこうw


凡一洞(ボミルドン)駅周辺
郵便配達車…可愛い~ 一攫千金・・・宝くじか? 現代百貨店 金物屋さん 機械部品屋さん
客の目の前で修理中!
凡一洞は、市場が多いことで有名。歴史の古い釜山鎮市場などの3つの大型市場は、今も庶民の台所としてバリバリの現役であり、貴金属や中古家電がならぶ商店街は、昔ながらの釜山の姿を今に残す。整然とした近代的な風景と懐かしい路地裏の風景とが、渾沌と共存する街として、つとに有名なのである。

大通りからひょいと首をのばして横道を覗けば、そこには金物屋や部品屋やらが軒を並べている。見れば、新品と中古品の商品が混在していた。とその時、近所の人とおぼしき男性が何かを持ち込んできて、店の人は、慣れた手つきで客の目の前でそれの修理に取り掛かった。今の日本、ものを修理して使おうという人は少なくなったが、それに気軽に応じられる技術を有する商店も皆無に近い。いつからか、修理はメーカー送りが常となった。近頃、ついぞ見かけられなくなった光景に、過ぎ去りし昭和の日本が重なって見えた。
市場にて・・・昨夜の知り合い~? 露店の果物店・・・みかん&柿が旬♪ 露店の鮮魚店・・・あさりが旨そう~ スーパー スーパーにはサンチェのコーナーが!
さすが、焼肉の韓国!!!
上の左端「市場にて」と名付けた写真中央に見える御仁は、同じホテルの宿泊客。夕べ、私とツレが夕食後に部屋へ戻ろうとエレベーターへ乗り込むと、閉じかけているドアに腕を差しこみ、こじ開ける様にして乗りこんできた初対面の人。「今 白い・・・なんちゅうんだ?あれを、たぁくさん飲んできたぁ。いやぁ、楽しい~。」。焦点の合わない眼、呂律のまわらない舌、まるで蕩けそうな表情。それだけで、充分に楽しさが伝わってくる。「飲み過ぎちゃったぁ、では、おやすみなさい~。」。部屋へと向かうその足は、心もとない千鳥足。

で、翌朝 ひとりで市場を散策するその人に、ばったり行き合った。が・・・私達と視線が合った一瞬あとには、無反応で立ち去って行ってしまった。どうやら、酔いが醒めた今朝、彼の中に私達の記憶はないらしい。しかし・・・私は知っている。あなたが、昨夜 白い酒・まっこりをしたたかに飲み、幸せな気分に包まれて、縺れる足でホテルの部屋に無事回帰した、あなた自身すらも知らないその様子を・・・えへへ。


地下鉄・凡一駅
ホテルの最寄り地下鉄駅・凡一駅。

立地的には、西面と南浦洞の間に位置する凡一洞。
実は、凡一駅は、韓国鉄道公社と釜山交通公社との2つの駅が、別々の場所に存在するのだ。しかも、両駅での乗り換え業務は行っていない。どころか、鉄道の方は、2004年から休止となっているとのこと、残念。
凡一駅・地下ショッピング街
駅地下・脇には商店が並ぶ アイストール(子ども用ストール)@5000w(約359円)
ハデ~~~。というか怪しすぎ~~。
現代百貨店(ヒュンダイ・デパートメントストア)
地下へ降りて改札口までの通路。そこは、沢山の店が並ぶショッピング街。

さて、凡一洞駅のある地下鉄1号線には、ジャガルチ駅と隣駅の「南浦洞」駅までを結ぶ「南浦地下ショッピングセンター」と言うなが~い地下商店街がある。この商店街では、約290の店舗がひしめき、化粧品・靴・衣料品など様々な商品が販売され、さらに南浦洞駅と中央洞駅側には「光復ショッピングセンター」というロッテ百貨店へ直結する別の地下街が伸びているのだ。要するに、2駅の間を雨に当たることもなく、夏の日焼けに悩まされることもなく、地下をショッピングがてら歩いて移動することができると言うしかけ。なんちゅうスケールの大きさよ!!!昨日連れていかれた免税店「ロッテ百貨店」がある西面、ここにも400mにわたる地下通路に、約300もの店が集まる人気の地下商店街「テヒョン地下商店街」があり、多くの人で賑わう。

「地下商店街をゆけば、欲しいものはほとんど手に入る。」とも言わているが、はて何故に建設費用も高かろう地下なのか?それには、訳がある。釜山という街は、土地が少ない。ために、人の集まる中心部の地下を活用した地下商店街が発展した、と言う次第。なるほど~、生活の知恵ですなぁ。












閑話
釜山市民と日本人
それは、地下鉄・「南浦洞」駅地下のロッテデパート光復店前でのこと。「日本から来たの?」と、日本語で話しかけてきた気さくなオジサマ。にこにことした笑顔で、こうも教えてくれた。「ここの百貨店の回転寿司は、安くておいしいよ。」思えば、釜山についた昨日から、何人もの町の人々に話しかけられた。街の看板をキョロキョロと見ていたり、ツレと話をしていたりすると、てきめんに日本語が飛んでくる。ソウルでも日本語が通じる地元の人の多さに驚かされたが、釜山はその比ではない。なぜ?どうしてこんなに日本語ができる人が沢山いるの?そうそう、ここは地理的に日本の福岡にも近く、福岡からならフェリーを使えば日帰りで釜山でランチが可能なのだと。釜山は、古くは豊臣秀吉の朝鮮出兵の足がかりともなった所。そして、その後の朝鮮戦争。韓国側から見れば、決して喜ばしい事ばかりではなかったはずの隣国・日本との関係。加えて、この頃のぎくしゃくした両国関係。が、庶民レベルでは釜山市民は日本人観光客にとても好意的で親切だ。

まんまんいち仲たがいしたとしても、国ごと何処か他の地へ引っ越すことなど出来ない。いわば、逃れられない近所関係。「近い国は近くありたい。」と、つくづく思う。日本の政治家のみなさん、頼んだよ!


龍頭山公園
     
エスカレーター上り口   右の写真・まん中が上りエスカレーターで両脇が階段  エスカレータ―の前を横切る道が光復洞
地下鉄・「南浦洞」駅から龍頭山公園や国際市場にかけての南浦洞と呼ばれる地域は、釜山有数の繁華街。メインストリートの光復洞はブティックが立ち並び、ソウルの明洞とよく似ている。このあたり、以前は釜山一の人気スポットだったそうな。最近は西面周辺に人心が移り人気に陰りがみえてきたとは言え、大勢の若者が闊歩するストリートはまだまだ貫禄充分。

「釜山タワーへ行くなら、ぜひエスカレーターで!」と言うネットの口コミを頭の隅に来たものの、さて、地理不案内の私たちがエスカレーターの乗り口へ辿り着けるのか?不安を胸にたたみ、地下鉄「南浦洞」駅から光復路方向へ歩いて行くと、コンビニの横に緑の屋根つきエスカレーターが現れた。思いのほか、簡単にみつけられて、にんまり!エスカレーターには、両脇を挟むように階段が敷設されていた。つまりは、エスカレーターは上りのみで、帰りは階段を使うしか選択肢はない。しかし、たしか4本くらいも乗り継ぐ長さ、これが無料だなんて、先だって江の島(日本)の有料エスカレーターを初体験をした私には、嬉しいかぎり♪「上りで楽させてもらえるなら、帰りは下りだもの。階段を降りるくらい、なんてぇこともないさ。

ところで余談ながら、釜山では山の頂上近くまでマンションやら一軒家が立ち並ぶ。そんな山裾に、これと同じ緑の屋根カバーをかけたエスカレーターが山頂まで連なる風景を、幾度となく目にした。エスカレーターに乗って帰宅する気分って・・・どんな?
   
エスカレータ―を昇り切ったら公園碑 市民の鐘(毎年3/1と大晦日)に撞かれる 将棋にいそしむ釜山のおじいさんたち
龍頭山公園は、修学旅行生や観光客でいつも大賑わい。しかし、実はその陰にもうひとつの顔を持つ。1678年、今の釜山タワーあたりに「草梁倭館」が開館されたのだと。周辺には500人余りの日本人が移り住み、貿易や外交を行い大変な賑わいだったという。今は、公園内に佇む一枚の石碑だけが、過ぎし過去の栄華を物語る。


加えて、ここは市民の憩いの場でもある。ベンチのそこここで、将棋盤を広げるおじいさんたち。いつのまにか、見物人が取り巻き、勝負の行方を息をのんで見まもっていた。吸い寄せられるように、そばへ寄ってみると・・・あれぇぇぇ、将棋盤の線の交差点に駒を置いているではないの。日本は、四角い升目の中に置くのに・・・。そもそも、日本とは駒の置き方が違うらしい。びっくり!駒自体も、日本将棋は相手と同じ駒を持ち、駒先の向きにより駒の主を識別する。が、たとえば韓国将棋の王様は、「赤の韓」と「緑の楚」と言う具合に、同じ役割の駒が相手とは色と名前が違う。なので、駒が相手の陣地へ入って裏返ることもない。さっぱりルールが掴めないままに、いつしか勝負がついたらしく、将棋をさしていた片割れが「ありゃぁ、負けちゃったよ。」みたいな苦笑いを含んだ穏やかな笑顔を、私たち観衆に向けた。いえいえ、なかなかどうして。いい戦いっぷりでしたよ。試合の中身は、全然解らなかったけれど・・・。一見同じ将棋かと思ったが、こんなにも駒もルールも日本とは違う。ここでも、この国の庶民文化を覗かせてもらったような~♪
龍の像 李舜臣(イ・スンシン)将軍の銅像
秀吉軍を打ち破った韓国の英雄
白山安熙済先生像 
植民地支配からの独立功労者の像
タワーに併設されている八角亭
中は世界民族博物館
恋人同士が❤に鍵をかけ、愛を誓う(定期的に一掃してるのかな?今日の鍵は少なめ) 人気の撮影スポット・・・ハートの椅子
釜山タワー
釜山のシンボル・釜山タワー タワーのチケット売り場 1階エレベーター前・・・釜山の歴史写真が
展望台 展望台の壁はLoveタイルでいっぱい
山側 工事中の北南大橋 左が国際旅客フェリーターミナル
右が沿岸旅客ターミナル
ジャガルチ市場を眼下に
釜山タワーは、龍頭山公園のてっぺんに建つ地上120mのタワー。この展望台からは、360度ぐるりと市内を見渡すことができる。展望代@4000w(約289円)。タワー1階や2階には、売店・カフェ・楽器博物館・文化遺産展示館などがあり、週末には各種催事で賑わうとのこと。

運が良ければ、日本の対馬(長崎県)が見渡せるらしい。・・・今日は、ちょっと雲がかかっていて見えない。残念w


ロードモニュメント
発見!ロードモニュメント!!!光復洞を歩いていたら、 国際市場入口の「アリラン通り」あたり、というかBIFF広場というか、そのあたりまでに、幾つかの可愛いモニュメントに遭遇した。右端のカメラを構えた像は、釜山映画祭にちなんだもの。


BIFF(PIFF)広場
ここからBIFF(PIFF広場
このアーチの先は、ジャガルチ市場
歩道にはBIFFの文字が・・・ やっと日本人の手形を発見!
日本の衣装デザイナー・ワダエミ氏の手形
BIFFとは、Busan International Film Festivalの頭文字をとったもので、「釜山国際映画祭」の意。ここBIFF広場は、「映画の街・釜山」を象徴する市民の憩いの場所である。いや、ちょっと待った。確か記憶をたどれば、「釜山国際映画祭」はPIFFだったはず。しかし、釜山で入手したパンフレットも歩道に表記された文字もBIFF。いったい、どうなっているのだろう。その真相は・・・以前はPIFF広場という呼び名だったが、2011年に釜山国際映画祭の英語名称がBIFFに変更され、広場もそれに合わせてBIFF広場に名称変更されたようだ。広場に咲く「赤と黄の屋台のパラソル」。そのパラソルに踊る文字は、今もPIFFのまま。

さて、その広場の名の由来である肝心の「釜山国際映画祭」とは、毎年10月の第一週に10日間かけて行われる国際映画祭のことである。昨2011年には16回目を数え、70カ国300もの作品が公式上映されるアジア最大級の映画祭となったそうな。ただ、今は釜山映画祭のメイン会場はここBIFF広場ではなく、ビーチリゾート地として名高い海雲台(ヘウンデ)。が、映画祭の時期にはBIFF広場にも特設会場が設置され、盛り上がりをみせているのだと。

BIFF広場の象徴・歩道にある「映画祭関係者の手形」を、一枚づつなぞって歩く。・・・沢山あり過ぎて、誰が誰やらw 結局、日本人「ワダエミ」を見つけて、一応の納得。ちなみに、ワダエミは日本の衣装デザイナー。映画・ドラマなどの衣装も多く手掛け、映画との関わりも深い。元NHKディレクターにして映画監督・故和田勉の奥様、という顔も持つ。
赤と黄のBIFFのパラソルが咲き競う華やかな屋台群
(手前で山盛りになっているのは、フライドポテト)
ジュースの屋台 焼き栗と銀杏の屋台
BIFF広場の名物・屋台フード。

ホットックをはじめ、トッポッキ、キンバプ、おでん、たいやき、焼き栗、などなど書き出せば枚挙にいとまがない程に種類が多い。まさに、若者や観光客が垂涎のB級グルメ天国♪ で、ひょいと気がついた事がある。釜山一の繁華街・西面でも、若者の街・光復洞でも見かけなかった「スルメなど乾物の店」。これが、やけに多い。さすが、魚の街・釜山だ。と思ったら、それにはBIFFならではの事情があるらしい。韓国では、昔から映画を観る時のおやつは、乾物のイカが人気なのだと。日本では、ポップコーンを食べながら映画を観るのが一般的だけれど・・・。なるほど、乾物なら噛んでも音が出ないから、映画鑑賞中にムシャムシャ食べても、ガサゴソと音をたてないから他の観客に迷惑をかけたりはしないな。と、ひとり納得したり、感心したり・・・。


ジャガルチ市場
ジャガルチ市場は、韓国最大級の水産市場。影島大橋下・乾魚物市場から忠武洞・早朝市場までの全部を指す。

1950年に勃発した朝鮮戦争時、当時の食料不足対策として、南浦洞にあった砂利畑に海産物の露店を出したのが、現在のジャガルチ市場のはじまりと言われている。ジャガルチとは、「砂利」という意味。

その後、政府と市とにより海を埋め立てジャガルチ市場の整備をし、1970年には地上3階建てのジャガルチ市場を開く。以来国内はもとより国際的にも人気の観光地として発展を遂げた。
ジャガルチ市場のアーチからマーケットまでの露店
ジャガルチ市場のアーチ 路上に広げられた小さな蟹・・・生きてるぅぅ~ 道の脇に続く露店・イートインの店も 道路に直置きの「笊の上の魚たち」
マーケット裏・海沿いの露店
←海         マーケット→ 靴屋 屋台 トッポッキ店
w これは・・・なに? イカ 鯛!違うかなぁw どこの店先にも並んでいた旬の小魚


2012/10/21 釜山ジャガルチマーケット

釜山ジャガルチマーケットは、ジャガルチ市場の象徴的な存在。一般的には、このマーケットのことをジャガルチ市場と呼ぶことが多い。

現在のビルは、2006年に建て替えられたものだとか。かもめが羽をひろげた様な特徴のある屋根は、釜山タワーから見下ろすと容易に見つけ出すことが出来る。
ジャガルチおばさん
ジャガルチ市場で働く人々のほとんどが「おばさんたち」だったために、彼女らの全てを「ジャガルチおばさん」と呼んだそうな。そう言えば、ジャガルチマーケットの前に「手拭いで頬かむりをしたおばさん像」があるのは、そういう所以だったのか。
1階
           
店内は、鮮魚店が連綿とつづく~                              貝類だけを扱う店というのも、韓国らしい風景
その時、場内にパッと花が咲いた。結婚式帰りとおぼしき正装の女性がふたり、スカートの裾を持ち上げながら市場内に入ってきたのだ。「あぁ、なんて奇麗なんだろう~~♪」。あまりの美しさに、思わずシャッターを切る。

にしても、韓国ドラマなどでよく見かけるチマチョゴリの襟は日本の着物にそっくりだが、この女性たちが来ている服の襟は洋服そのもの。チマチョゴリとは、微妙に違うような気がする。調べてみた。これは、「改良韓服」や「生活韓服」と言われ、現代生活の中で手軽に着られるようにアレンジした韓服とのこと。ジャガルチおばさん達も、手をとめ息を呑んでその晴れやかな姿を見つめていた。
渡辺家
渡辺家・・・靴を脱いで上がる和席。写真・通路右が渡辺家の客席。右側に海を見渡すことが出来る。通路左が店の厨房。
背中合わせのテーブルは他の店。と言う具合で二階には沢山の店がある。
この市場では、1階で食べたい魚を買い、2階の店で調理してもらって食べることが出来る。その場合、1階で魚代を払い2階では薬味代として1人数千ウォンを支払うことになっているとのこと。

私とツレにとっての最大の壁は・・・他でもない1階で魚を買う時の値切り交渉。韓国語が堪能ならば、それもまた楽しいだろうが、如何せん!わたしゃぁ純日本人。交渉どころか、金額を聞いてもチンプンカンプン。ましてや、日常生活においても、値切る習慣がない!という押しのよわ~い(たぶん)ワタクシメには、値切り交渉などハナっから無理な芸当。と言う状況を慮って、事前に策を練っておいた。
               
刺身(ヒラメ&鮑)
前菜(バンチャン)
1階で好きな魚を買うという手段をきっぱりと捨て、直接2階の店へあがり刺身を食べることにしたのだ。

実は数ある店の中、奥さまが日本人で日本語が通じる店があるそうな。その名「渡辺家」。刺身2品でひとり@15000w(≒1076円)。刺身の魚は、値の範囲ならば替えてもらう事も可能。しかし、聞けば今日の刺身はヒラメと鮑とのこと。こりゃぁ、願ったり叶ったり♪

ぎゃぁ、このぷりぷりとしたヒラメの食感~、堪らん♪そして、鮑のコリコリとした歯ごたえ。何年振りだろう?こんな新鮮な鮑♪うまい、ウマイ、旨い、美味い~~~~~~~♪♪♪ちなみに、ご飯はサービス。


通路を挟んだ席で、我らと同じ刺身定食を注文していた若い外人カップル。当方がまだ刺身に舌鼓を打っているというのに、さっさと会計を済ませて立ち去って行った。あとに残されたテーブルを見れば、なんとほとんど手つかずの刺身とバンチャン。きっと、口に合わなかったのだろう。

刺身を「おいしい。」と感じる舌を持ち、せっせと箸を運ぶ私達は、紛れもなくアジア人。
萬金食堂
ジャガルチマーケット3階・社員食堂・萬金食堂 1階エレベーター前・この食堂の広告
時間が前後するが、実は翌日もこのマーケットへ足を向けた。その目的はビルの3階にある社員食堂的な食堂。階下で魚を商っているジャガルチおばさん達が食べにくると聞いた。頭に浮かぶは「サラメシ」。現地の人でも知らない人が多いと言う、ディープな食堂。これは、是非にも行かねばならん!メニューは昼の定食(ヴァイキング形式)@5000w(≒359円)安ぅ。
さて、食べるゾー~。と欲の皮をつっぱらかして、あれこれと皿に盛り合わせてきた。「どれどれ、お味は~」と口へ運ぶと、「う、辛い!げ、しょっぱい!!」。なんと言うことだろう。韓国の巷の食堂で食べた時、一度も感じたことがない味付けの違和感。しかも、素材の違うキムチの種類が多く、一様に半端ではない塩辛さ。さすがの私も、サラダが一番口に合うと言う散々な状態。これが、韓国の人々が食べつけている本来の味なのか?昨日、2階の食堂・渡辺家で口に合わず帰って行った外人カップルを見て、私は美味しいと感じるアジア人だと思ったけれど、同じアジア人でも日本人と韓国人の味覚の違いを突き付けられた様な気がするw ギブアップwww

写真・下段右端は、白い液体。見た目は「まっこり」なのだが、味は米のとぎ汁に似ている。米のなにか?だろうとは想像できるのだが・・・お茶として飲むものらしい。


釜山の町並み百景
土地の少ない釜山では、山の上まで家々が貼りついている。
そこへの通路は急な坂道だったり、狭い階段だったり。
山の手の高級住宅街は、エスカレーター敷設の所も多い。
목욕탕(モクヨクタン)浴場 解体中の土壁の家 ハネムーン・カー


2012/10/21 マクドナルド
コーヒー@2800w(≒201円)
「コーヒーが飲みたい。」。日本を出てまだ2日目だというのに、無性にコーヒーが恋しい。で、ちょうど、雨も降ってきたので雨宿りを兼ねて、通りすがりのマクドナルドへ入った。

店内は、天井が高く、しかも広い。が、その広さを感じさせない客の入りに、驚かされる。年齢層は、若いカップルや学生同士や中年のビジネスマン、それに家族づれ。つまり、ほぼオールラウンド。しかし、中高年の女性グループは、非常に稀。思えば、マックではスタンダードなコーヒーが1杯@2800w(≒201円)。一方、巷の居酒屋で焼酎を飲めば350ml瓶で@3000w(≒215円)。マックのコーヒーを安いと思うか高いと思うかは、個人の嗜好にもよるだろうが、私の価値観によれば「全然、安くないなぁ。」。日本では安いイメージのマックも、韓国ではお洒落な雰囲気を楽しむ場所。そこには、ステータス的な匂いが漂う。

余談ながら、釜山のスーパーでは、焼酎350ml瓶とミネラルウォーター500mlがほぼ同額の1000w(≒72円)~1200w(≒86円)。焼酎がバカ安と感じるのは、私が辛党のせいか?

脇道にそれた話を、コーヒーに戻そう。列に並んだ末にやっと順番がきたので、コーヒーを注文。すると店員のお姉さんが「スタンダードか、カフェオレか?」と聞いてきた。無論、欲しいのは普通のコーヒー。しかし、渡されたカップの中の液体は、やけにあま~~い。日本なら砂糖とミルクは別についてきて、自らの好みの分量を入れるのだが、ここでは当然の如く砂糖とミルクを入れた状態で出てきた。ブラック・コーヒー党の私には、甘過ぎてキツイ。そうなのだ。これが、韓国でのスタンダードなコーヒー。そう言えば、今まで数度の渡韓をしたが、コーヒーショップはもとよりコンビニのインスタント・コーヒーですらも、ブラック・コーヒーに遭遇した例が一度もない。そもそも、甘くないコーヒーなど、韓国では外人相手のホテル以外では存在しないらしい。世界展開しているマクドナルドなら、「ブラック・コーヒーがあるだろう。」と淡い期待を抱いていたのだが、しっかりと現地仕様。

韓国の人々は、どうしてこんなに甘いのが好きなのか?実は、砂糖は朝鮮戦争後に進駐してきた米兵が韓国に持ち込んだもの。戦争で疲弊し、食べ物にも事欠いていた韓国民にとって、砂糖は「裕福さを象徴する富の味」・憧れだったと言う。以来、韓国の人々はコーヒーにどっさりと砂糖を入れる。翻って日本。同様に戦後米軍の進駐下に置かれた歴史を持ち、戦中戦後は砂糖が貴重品で滅多に口に入るものではなかったと聞く。が、韓国の様に「国民性とまで言えそうな程の砂糖への執着」が残らなかったのは、なぜだろう。

まぁ、それはさて置き、私はブラック・コーヒーが飲みたい~~~~~~~w


2012/10/21 チャイナタウン
ここは「草梁外国人商店街」。

鉄道・地下鉄・バス、それら交通の要所である釜山駅からは、大通りを一本渡った所にある。福岡・下関をつなぐ国際フェリーターミナルからも、極めて近い。ところで、外国人商店街とは言っても、アメリカ人街や日本人街がある訳ではない。主に韓国系ロシア人や華僑が商売を営みつつ生活をしている所で、この一帯にはロシアタウンとチャイナタウンがあるそうだ。しかし・・・残念なことに、ロシアタウンの方は気付かず行き過ぎてしまった私たち、今回はチャイナタウンのみ。
上海街
       
チャイナタウンのアーチと中国風の灯篭、両脇には京劇風の銅像。
上海門を潜り抜けると、そこはもう中華の世界。店も看板も何もかもが中国そのもの。まるで、中国に迷い込んだような錯覚を覚える。しかし、往時はたいそうな賑わいだったと言われるチャイナタウンも、現在はわずか10数店の中華料理店や雑貨を商う店が残るのみ。

ちょうどその時、一軒の中華料理店前に立ちはだかる5・6人の女子学生を見かけた。あれこれと話し合う言葉は、中国語。察するに留学生か、はたまた旅行者か。いや、旅行者の線は薄い。なぜなら、韓国へやってきた旅人ならば、何国人であろうとも韓国料理を食べようとするのが常。中国人が韓国まで来て、わざわざ中華料理をチョイスするのは、よっぽど韓国料理が口に合わない場合を除けば、無いなぁ。長い話し合いの末、一人が指さした店頭サンプルの餃子に反応し、そろりと玄関戸を開け店内へと吸い込まれて行った。

「故郷の訛りなつかし停車場の人込みの中にそを聞きに行く」。啄木ならずとも、故郷は懐かしく恋しいもの。口に馴染んだ郷里の食べ物ともなれば、言うに及ばず。だろう、きっと。
         
華僑学校(支那領事館跡)。塀は三国志絵巻。


2012/10/21 釜山駅(KORAIL)

釜山駅と駅前広場
KTX切符売場 待合広場
韓国鉄道公社の釜山駅は、韓国第2の大都市・釜山の陸の玄関口である。

駅は1908年に開業、2004年には釜山→ソウル間を2時間45分で行くKTXが開通し、頻繁に発着する。夢のKTXがソウルへの距離を縮め、ソウルからは遠隔な田舎の漁村・釜山を一躍交通の要所へと押し上げたことは、紛れもない事実。

前々回の韓国旅行の折、ツアー客の中の若い女性が ソウル⇔釜山間をKTXで日帰りしていた。中二日しかない自由行動日だと言うのに。「一度、乗ってみたかった。」そうな。当時の鉄道マニアには、垂涎モノだったのかも。






3日目  老圃(ノポ)→梵魚寺(ポモサ) 編     今日の歩数=11,674歩     晴れ 時々 雨


閑話
釜山地下鉄の両替機

釜山の両替機
家人が、すっかりお気に入り♪
さてとぉ~、今日もしっかり観光するぞぉ~!と張り切る私たち夫婦を尻目に、空は今にも泣き出しそう~www そんな天気の機嫌を伺いながら、韓国でも有名な禅寺「梵魚寺(ボモサ)」を目指すことにした。

釜山生活も3日目となり、少しは慣れて余裕すら感じ始めていた矢先、思いがけないアクシデントが発生した。梵魚寺へ向かうために地下鉄に乗ろうとして財布を開けば、ナイ!1000w札(≒72円)の持ち合わせが・・・。そう、ここ釜山では地下鉄の券売機は1000w札しか受け付けてくれないのだ。

実は、ソウルでほとんどの市民が利用している「T‐Mony」という交通系カード。これは、先にチャージしておけばバス、地下鉄タクシーなどほとんどの交通機関の決済が出来る、とても便利なモノ。日本で言えば、スイカのような。このカード、ちゃんと釜山でも使用はできるのだが、如何せん!釜山市内でチャージ可能な場所が数か所しかない。よって、「T‐Mony」カードは所持しているものの、釜山市内の地理不案内な私たちがチャージ出来る場所を見つけ出すのは難しい。こんなことなら、ソウルで多めにチャージしておくのだった。と後悔が頭をもたげる。

では、釜山の人々はどうしているのかと言うと、釜山にもソウルの「T‐Mony」に当たる「ハナロカード」なるものがあり、持っていない人がいないほど普及しているそうな。ならば、我らもハナロカードを買おうか?とも思ったが、カード自体は買い取り式なので滞在日数が少ないことも手伝って、迷っているうちに都度切符を買うという仕儀になってしまった。

1000wの手持ちが無い事に気づいた処へ、話を戻そう。困りはて地下鉄駅でうろうろキョロキョロしていたら、それに気付いた救いの女神。ならぬ、お助けおじさんが登場。「あそこに両替機があるから、両替してから切符を買うといいよ。」と日本語で教えてくれた。その指さす先は、券売機から遥か離れた所。どうして、隣に設置してないのかなぁ?ま、とにかく10000w札や5000w札は、この両替機で両替してから切符を買うシステムであることは理解した。しかし、韓国でもICカードで改札を通るのが一般的な昨今、券売機や両替機を使っている人はとんと見かけない。券売機や両替機は時代の波に押しやられ、いづれ消えてなくなる運命なのか?そう思うと懐かしくもあり、寂しくもあり。


~老圃(ノポ)~


地下鉄・老圃(ノポ)駅構内の駅名表記
「あらら、梵魚寺(ポモサ)へ行くんじゃぁなかったの?第一、ノポって、どこさ?」なんて、突っ込まないで~~~。はい、お察しの通り!地下鉄駅をひと駅ほど乗り過ごしてしまった~w

釜山の地下鉄は、1号線はオレンジ、2号線はグリーン、3号線はブラウンと言う具合に、線ごとに色違いの駅名表示がされていて、しかも、駅番号までふられている。この番号を見て下車すれば、駅を間違えることはないのだ。しかし、うっかり駅表示を見逃してしまった私たちw それでは、反対側に渡って「戻る電車」に乗ればええやん。と思ったら、ここは1号線の終着駅なので、この電車は降りるだけ。ホームに入場口はなく、乗るホームの前方に車庫があり、そこが始発となる。よって、一度改札を出なければ反対側へ渡ることが出来ないのだ。唖然呆然。


2012/10/22 地下鉄・老圃(ノポ)駅

地下鉄・老圃(ノポ)駅
地下鉄1号線・番号が134。と言うことは、ここが終点なので1号線には134の駅があるということ。さらに、終着駅であるがために車庫があるので、地上に駅がある。

改札を出て北側に、釜山のバス玄関口・釜山総合バスターミナルが併設され、反対の南側には市内バス乗車所となっている。なんにも知らずに来てしまったけれど、実は、老圃は長距離バスや市内バスが発着する、韓国交通の要だったのだ。
おでん
通路に面して、おでんコーナー
奥がイートイン・コーナー
おでん(餅)
これ、釜山名物♪
おでん(練りもの)
「おぉ、おでんだぁ~。」。昨日の釜山駅でもおでんが売られていたが、身を斜めに差し込む隙間も無いほど人が立ち並んでいて、とても手が出せなかった。そんな伏線が頭の片隅に横たわっていたのか、ここでおでんを発見した途端に、食い欲が敏感に反応。で、金額は?食べ方は?疑問がふつふつと湧いてくる。

場所柄、大勢の人が入れ替わり立ち替わり1・2本を食べて、さっと立ち去っていくので、それを目で追い観察する私とツレ。まずは、好きなおでんの具を鍋から取り出して食べる。で、食べ終えたら脇に横たえた串の数でお勘定。どうやら、そういうことらしい。支払いの様子を注視したら、1本食べた人が1000w札を出してお釣りを受け取っていた。ならば、ざくっと1本あたり1000w見当で札を出してみれば良さそうだ。よしんば足りない時には、追加支払いを要求されるだろうから。

どれ、いっちょう挑戦してみるか。さっきから様子を見ていると、白くて長いものを串にさしたヤツ、これを食べていく人がとっても多い。じゃぁ、私も~~~。さっそく、口に入れてみる。おぉ、これは餅だ。トッポッキの餅を長い形にして串にさし、おでんツユで煮たもの。そういう感じ。もっちりとして、美味しい~~~♪このおでんの餅、釜山でだけ食べられる名物なのだそうな。次は・・・、練もの。以前ソウルの屋台で食べたのは、煮過ぎて旨みがみんなツユに吸い出されていたけれど、ここのはさっき鍋に入れたばかりの串なので、ほどよい煮え具合。そうか、これが韓国おでんの本来の味なのか。

隠れ技ひとつ。なが~い串を先からかぶりついて行くと、手元近くに残る具が食べにくくなる。でも、大丈夫。鍋の近くに置かれた皿、そこに乗っている使い捨ての簡易ポリ手袋、それでシゴけばいいのだ。さっきの人がやっていた。そうこうしていると、ふらりと立ち寄ったお爺ちゃんが、鍋のツユを皿にとり、グイと飲んで立ち去った。あれぇぇ、ツユは無料なのでスープ代わりに飲むけれど、何にも食べないでツユだけ飲んでいっちゃっていいのかえ・・・。店の人は、見て見ぬふり。やっぱり、韓国は目上の人を敬う儒教の国だからかなぁ。

さて、支払い。ふたりで串が4本なので、例の概算で4000wを差し出してみた。すると、お釣りが600w。ということは、4本で3400w(≒244円)。支払い成功、大成功~♪
露店のアジュンマ(おばちゃん)
唐辛子、生姜・・・キムチの材料か 柿・梨・南瓜などなど 生姜・大蒜・・
もう、こうとなれば これも縁というもの。腹をくくって、ここの町を歩いてみるべぇか。

という訳で、駅を出て歩きだした。すると、駅前の大通りの歩道に張り付くように、隙間なく地元のおばちゃんたちが商品を広げていた。野菜・果物・貝類などなど、その種類は多岐にわたる。おそらくは自分の畑で収穫したものか、港で漁獲してきたものだろう。ジャガルチや西面といった都会の露店とは一味違うローカル色が、微笑ましく温かい。
周辺の町並み
食事処 右手の建物が商店。 坂の途中で改築中の家を発見
駅前の大通りから横道へ入ってみた。そこは、急な坂道。途中には、一見普通の住宅にしか見えない飲食店があったり、日本の昭和時代を彷彿とさせる雑貨屋があったり。

と、一軒の住宅の前で足が止まった。そこは、ちょうど改築中の家。親方らしき人が手を止めて、ニコニコ笑顔でツレのそばへ寄って来た。それから二人は、一言二言言葉を交わす。ただし、それぞれが自分の母国語で。会話が成立しないことを確かめ合うと、後はただ微笑みとアイコンタクトの不思議な塩梅。言葉の代わりに、ほっこりとした空気が二人の周りに漂った。微笑みは、万国共通語。
日本語通訳氏
黄色ベスト姿・親切な通訳さん&タクシー。
タクシーの車種は、日本のホンダのマーク・Hを斜めにした様な韓国メーカー・現代(ヒュンダイ)←釜山はこれが多い。
町歩きを楽しんだ後、再び駅へ。いけない!初期の目的・梵魚寺は、結構な山の中。時間がたっぷりとかかりそう~。

まずは、ひとつ前の駅「梵魚寺」へ戻らにゃぁならんな。その時、後ろから「日本人ですか?」という声が降ってきた。みれば、60歳位の男性。胸には「日本語通訳」と書かれたプレートが!行き先を聞かれ「梵魚寺です。」と答えると、「ここからだと次の地下鉄駅(梵魚寺駅)で降りて、そこからタクシーかバスで行くことになるけれど、地下鉄@1200w×2名+バス@1200w×2名で合計4800wがかかるので、ふたりならまっすぐタクシーで行った方が安上がり。」と教えてくれた。

そうは聞いても、今まで数度の韓国訪問で一度もタクシーに乗ったことのない私たち。言葉が話せない運転手さんとの密室状態が、苦手なのだ。そんな様子を察したのか、通訳氏は私たち二人を引連れてスタコラと道路向こうに停まるタクシーの運転手さんに何事かを長々と言い、私たちを車へと押し込んだ。もしかして、グルってぇことは・・・ないよなぁ~。なんて、一瞬でも疑ってしまい、大変申し訳ないことをしてしまった。グルどころか、値段交渉まで済ませてくれて、梵魚寺のすぐ下まで、なんと3800w(≒272円)。たしかに、公共交通機関を使うよりも1000wも安い。そのうえ、早い。そもそも、タクシーの安さにびっくりさせられた「私とツレの韓国タクシー初体験」。今更ながら、通訳氏に感謝♪


閑話
車のドアに「青いスポンジ」

(写真seoulmikiさん)
釜山到着直後に連れて行かれた免税店・ロッテ百貨店。そこの駐車場の、凄いのなんのって・・・。ツアーバスは、VIP専用駐車場前を通り一般駐車場へ入って行ったのだが、通路幅が車一台がやっと通れる程度しかなく、反対側から車がやってきたら、もう身動きもとれない。お互いに切り返しを繰り返し、いずれかが空きスペースを見つけて仮り入れするまで、それは続く。その間、車体をこすったりしないかと、どきどきはらはら。なんてったってVIP駐車場、どちらを向いても高級外車ばっかりだから・・・。それにしてもワイルドでダイナミックな運転だ。「なるほど、だからか、車のドアに青いスポンジを貼っているのは。」とひとり合点する私。

以来、街中を歩くと頻繁に目にする「青スポンジの車」。巷では高級車ならずとも、一般車にも「青スポンジ」は普通に貼られている。「こんなに運転が荒い国だもの、格好は悪いけど車を守るためには止むなし。といった処だろう。」なんて思った私は、読みが甘かった。実は、この「青いスポンジ」の正体は、新車を販売店などに輸送する時のドア保護用クッション材なのだと。ならば、車を購入した人が取り外すだろうに。いえいえ、それは日本人の感覚。韓国では、「青いスポンジ」は新車である証で、ステータスなのだと。ちなみに、私の主観では釜山の「青スポンジ」率は、ソウルの比ではないと思うのだが・・・。








~梵魚寺~


梵魚寺(ポンモサ)
化行橋
タクシーはここまで。あとは徒歩で梵魚寺をめざす
参道途中の亀趺(きふ)碑
碑文を一気に読めると下の亀が動くとか!?
 一柱門(重要文化財)
世俗と聖域との境界を意味する。土台が石で出来ている珍しい建造物
梵魚寺は、釜山の北部・金井山の麓に位置する静かな山寺。韓国五大寺院に数えられる禅寺の総本山でもある。

地下鉄1号線・梵魚駅から約3kmほど山道を登った所に位置するため、バスや車を使う人が多いのだが、徒歩でハイキング気分を楽しむ人もかなりの数にのぼる。コースによっては、山登りファッションに身をつつんだ山女風のいでたちの方々もみかけた。老若男女が、それぞれの体力と気分で登ることができる。日本なら、さしずめ高尾山と言った所か。色づき始めた木々の中を、歩いた。山の緑、その息吹を胸一杯に吸い込んで、気分はすっかり森林浴。気持ちいい~~~♪ちなみに、ロープウェイで登るという手もあり。

梵魚寺は今から1300年前、新羅の高僧・義湘太子によって創建。それにしても、こんな深い山の中なのに、寺名に魚の文字が入っているのは何故だろう。ググってみた。「金井山の端にとても大きな石があり、その石の上には井戸があったのだと。その井戸は、とても大きくていつも水が満々と満ち、黄金色だったとさ。一匹の金魚が五色雲に乗って空から降りて来て、その井戸で遊んだことから、空の国の魚という意味を込めて、梵魚寺と名付けた。」そうな。

梵魚寺の見所
①三層石塔・・・新羅時代後期の典型的な造りで、梵魚寺創建当時から残っているといわれている。石塔中の2か所に顔像が彫られている。
②一柱門・・・・・梵魚寺入り口を表す門。土台が石で出来ている。
③大雄殿・・・・・美しい装飾と構造の繊細さにより、釜山近郊に残る最高の木造建物と言われる。
天王門
四天王が納められている天王門 天王門の中、両脇・格子中にいる四天王
多聞天 増長天 持国天 広目天
大雄殿(本堂)
大雄殿(重要文化財)本殿に釈迦如来を奉安。 大雄殿から溢れ、裏口前でお詣りをする人々
この日は何か催事の後だったようで、大雄殿前に並べられた無数のパイプ椅子の片付け真っ最中。

さて、ここでのお目当ては「地球の歩き方」に載っていた「大雄殿の竜の天蓋」。にしても、お詣り客の何と多いことか。堂内から溢れて、入口あたりで手を合わせる人もいる。ちなみに、参詣客の多くは中高年女性。モンペ風のパンツをはき、小座布団2枚程度の長方形のゴザを敷き、その上で立ったり座ったりを繰り返して、頭を下げる。なるほど、韓国はこんな風に参拝するのか。ところで、竜の天蓋は・・・どこだべぇ。入口からさりげなく覗いていたつもりだったのだが、堂内で拝んでいた高齢女性が私に気づき、「中に入る様に」との手振り。いやぁ~、困ったなぁ。辞退したいのは山々なれど、奈何せん言葉が通じない・・・。成り行きで、中へ押しやられてしまった。しかも、ほぼ中央。頭を深々と下げて一心に如来様を拝む人々の中で、ただひとり天井を見上げて天蓋を探す私。どう見ても、場違い。ツレが、心配顔で出口から中を覗いていた。
大雄殿前広場
鐘楼 三層石塔(宝物)
二重基壇の上に建つ統一新羅後期の石塔
尋釼堂 毘盧殿・弥勒殿・弥勒殿
ひとつの建物に3つの仏像が祀られる
厨房&食堂
厨房の裏庭・赤いバケツはキムチ用? 厨房で働く人 食堂・入り口 食堂内・食事の配給を待つ人々が
大雄殿からは、往路とは別の道を降りる。深い山々を眺めながらの散策は、世俗の喧騒を離れて心まで洗われるようだ。

と、どこかの建物の裏手に出た。赤いバケツが沢山置かれているけれど、これはキムチ用だろうか。ということは、ここは厨房か?その時、ワゴンを押したゴム手のアジュンマ(おばちゃん)が建物の中へと入って行った。うん、間違いない!厨房だ!!!表へ回ってみると、そこは食堂の入口。中には沢山のテーブルが置かれ、その前に座る人々は開店時間を待っていると言った雰囲気。信者用の食堂だろうか?にしては、メニューがどこにも貼られていないのだけれど・・・。

後日、調べてみたら、ここでは午前11時半から無料で食事をふるまっているのだと。ここの食事を頂いて帰ると「健康になる」と言われているらしい。ふと、ここで撮影した写真を確認したら、なんとナント最後の食堂内ホールの写真が11時28分。うわぁ、惜しい!あと2分ここに滞在していたら、健康になる食事が食べられたのに・・・ざんねん、残念w

こうとなれば、気になるのが「食べ損ねた献立」。調べてみた結果、とある人のとある日の体験談を見つけた。して、その内容は「白ご飯、白菜のキムチ、辛くない白菜のキムチ、海草のナムル、豆もやしのナムル、豆もやしのスープ」。察しの通り、精進料理系ですなぁ。


閑話
電車内の傘の処し方
今日は終日の雨模様。傘が手放せない。しかし、この傘というヤツ、雨降りには必需品ではあるものの、屋根のある所では極めて邪魔。

傘を畳みながら乗った地下鉄の中で、こんな風景に遭遇した。私の真向かいに座る女性の足元には、赤い傘が横たわり、左に目を点じればスーツ姿のおじ様の足元にも折り畳み傘が置かれている。もしかして、これが韓国流の正しい傘の扱い方なのか?

多少、傘が汚れたにせよ、どっちみち雨で洗われるから合理的と言うことなのだろうか。何はともあれ、日本では見かけない光景に思わずカメラのシャッターを切った。


2012/10/22 名家
店内
  
蔘鶏湯(サムゲタン)@10000W(≒717円) ビビンバ(スープつき)@6000w(≒430円)
前菜(パンチャン)
釜山での最後の晩餐は、ホテル近くの店。実は、釜山で最初の晩餐を摂った店の一軒置いた隣の店である。日毎ホテルの窓ごしに、日本人がその店にすっと吸い込まれて行くのを見てきただけに、興味は募るばかり。

夕刻になると、カラスのような黒っぽい衣服を着たおじさま達が、ひとり又ひとりと店にやって来た。中のひとりが店先の経営者らしき男性に笑顔で話しかけると、レジの下から出された熨斗袋を受け取り「まいったなぁ。」とでも言う様に頭をかきかき奥へと消える。このシチュエーションで想像するに、今夜はここで仲間のお祝い会か何かが開かれるのかなぁ。たとえば、退職祝いとか。で、祝儀袋を忘れてきたので、店主から分けてもらった。と言ったところか?


韓国と言えば「焼肉と蔘鶏湯」。韓国焼肉は何度も食べたけれど、蔘鶏湯はまだ未体験。話の種に、一度食べてみよう。「うんうん、あっさりした味だ。」と言うのが、ツレの第一声。鶏の中に詰め込まれた米が、いい感じの鶏出汁おかゆに仕上がっている。これなら、いくらでも食べられそう。完食。

ふぅぅ、お腹いっぱい。と息をついたら、店主と目があった。「チョギ(あのぉ)、コーヒー飲んだ?サービスだよ。」と指差す先には、韓国の飲食店でよく見かけるコーヒーマシン。面倒見がよくて気さくな店主の人柄にひかれて、この店に通う客は少なくはなさそうだ。マシンのコーヒーは、予想通りの甘~いコーヒーだったが。

「さて、そろそろホテルへ戻ろうか。」と、店先で支払いを済ませた。すると、店主は受け取った紙幣をレジではなくズボンのポケットへ無造作に捻じ込んで言った。「24時間やってるから、又来てねぇ。」。店の売り上げをポッケして・・・いいのかな?奥様に内緒の小遣いにするのか?店主のキャラを思い合わせると、そんな想像が湧いてきて思わずにんまり。これは・・・見なかったことにしておこう・・・ムニャムニャ♪






4日目 帰国 編        今日の歩数=3,921歩      曇り


閑話
ダイソー・ジャガルチ店

ダイソー・ジャガルチ店
買った物のひとつ
買った物のひとつ・南瓜スープ@2000w(≒144円) 中身
釜山の日々はあっという間に過ぎ、今日は帰国の日。早朝に土産店へ連れて行かれるのも、いつもの通り。今回は空港至近の店なので、ホテルからは遠い。眠い目をこすりながら、店の中へ入って驚いた。昨日、雨宿りで入ったダイソー・ジャガルチ店で買ってきたのとパッケージまで全く同じ商品がずらりと並んでいるではないか。しかも、ダイソー価格の8~10倍の値札をつけて・・・。という次第で、土産物店よりもダイソー・ジャガルチ店を紹介したい。

ダイソー・ジャガルチ店は、地下鉄1号線ジャガルチ駅・7番出口から地上へ上がり、真っ直ぐ歩いてロッテリアが見えてきたら、そこを過ぎてすぐ左にある。南浦洞の繁華街に位置しているにもかかわらず、売り場面積のなんと広いこと!客の多いこと!100円ショップと言うよりも、品数豊富なコンビニと言った感じ。1階は化粧品と日用品と玩具。2階がキッチン用品。3階が園芸用品。だいたいの物は、この店だけで買い揃えが可能。ちなみに、カラー別にそろっている豚の貯金箱@2000w(≒143円)が、土産として人気なのだと。

珍しいものを探して店内を見歩いていたら、それと察した若い男性店員が日本語で話しかけてきた。「これなんか、日本人の友達が美味しくて好きだと言ってましたよ。」なんでも、日本に日本人の友達がいて、よく話をするのだと。日本の福岡を訪れたことも、あるそうな。商品の説明をしてもらい数種の商品を紹介してもらって、購入してきた。これが、帰国の朝立ち寄った土産物店にそっくり陳列されていたと言う次第。「同じ商品が、買う店によってかくも高くなるのか。」絶句。

韓国に来たら、ダイソーと言う先入観をひとまず棚にあげて、まずは覗いてみるべし。韓国独自の品々などもあり、見るだけでも楽しい。そして、土産物店並みの商品が安価で手に入る♪


機内食


空港・コンビニのキンパプ
釜山・金海国際空港の出国ロビーには、コンビニ・セブンイレブンがあり、出国寸前のここで買い足りない韓国土産などを入手することも出来て、とても便利だ。さて、私は・・・日本の我が家に着いてすぐに食べられる様にと、キンパプ(海苔巻き)を購入してきた。@2000w(≒144円)。

久しぶりの我が家で食べる韓国の味は、「無事に旅を終えた安堵と釜山への懐かしさ」と言う名のエッセンスとのブレンド風味♪














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