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2013年 東京1 Vol.1

東京下町・浅草・南千住そして、東京スカイツリー



13/05/10~13/05/15  札幌→成田空港→国立→神田明神→東京大学→深川不動→スカイツリー→両国→成田山(大人2名)

日程  5泊6日

経費 内訳 金額
交通費 航空券(新千歳→成田) @2,990×2(往復)×2人=12,260円
成田→都心 @900円×2名×2(往復)=3,600円
スイカのチャージ ふたりで10,000円
新千歳パーキング @2,500円
宿泊費 パレスジャパン   (ツイン)@3,200×3日=19,200円
食費 30,439円
雑費 東京スカイツリー・チケット他 8,145円
総計 〆て        86,144円



月日 スケジュール 宿泊地 宿泊場所
1日目 新千歳空港→成田空港→愚息宅 東京 愚息宅
2日目 国立 東京 愚息宅
3日目 浅草&スカイツリー夜景 東京 パレスジャパン
4日目 別行動(都バス一日券) 東京 パレスジャパン
5日目 東京スカイツリー→両国 東京 パレスジャパン
6日目 成田山→帰宅 札幌 自宅







月日 訪問地
1日目 格安航空「ジェットスター」 新千歳→成田
成田空港・第2旅客ターミナル国内線 成田市
京成高速バス(成田→東京駅・八重洲北口) 成田市→東京都
キッテ「KITTE」 東京都
2日目 国立界隈 東京都国立市
3日目 あしたのジョーのふるさと「いろは会商店街」 東京都台東区
江戸下町伝統工芸館 東京都台東区
東京スカイツリー・イルミネーション 東京都墨田区
4日目 神田明神 東京都千代田区
湯島聖堂 東京都文京区
東京大学 東京都文京区
深川不動堂 東京都江東区
5日目 東京スカイツリー展望台 東京都墨田区



食べたところ 料理
上海美食中華・雅月(がげつ) ●中華コース料理
三定 ●上天丼
23番地カフェ ●地ビール
ちゃんこ江戸沢 ●ちゃんこ鍋
購入食品 購入場所



宿泊場所
パレスジャパン



閑話
都営バス一日乗車券
テニスボールのイケメン君








1日目  出発 編      今日の歩数=9,327歩   曇り

2013/05/10 格安航空「ジェットスター」
何気なくメールチェックをしたら、LCC航空のジェットスターから激安航空券発売の知らせが届いていた。なんと、成田⇔新千歳@2,990円。(諸手数料込み)。しかし、発売開始からかなり時間が経過しているから、完売しただろうなぁ。「もう寝る。」というツレに「格安航空券が取れたら東京へ行く?」と聞いてみた。「うん、いいなぁ。」との返事。ならばと、予約画面へ。しかし、すでに布団にくるまってしまったツレの確認をとったのは行くかどうかだけで、日にちも時間も決めてはいない。あとは、カレンダーに記された予定と相談するしかない。

ジェットスターと言えば、昨年秋に初体験。乗るべき機材がなかなか到着せず、客を待たせての機内清掃と給油でほとほと待ちくたびれた。そんなドタバタはあったけれど、今回のこの安さには・・・勝てない。

さて、まずはネット予約から。「空席は・・・おぉ、あるある。往復ともに取れそう~♪」で、早速予約画面へと移る。ところが、途中から一歩も進めなくなってしまった。問題の箇所は、受託手荷物追加料金の項。私とツレはいつもの通りリュック1個づつ。なので、無料で機内持ち込みオッケー。しかし、予約画面では最初から有料手荷物1個づつ予約欄にチェックが入っていて、これがどうしても外せない。@1100円×2名×2(往復)=4400円。まぁ、もともと激安航空券なので、4400円位大目に払っても損にはならないのだが、必要もないのに予約するのはしっくりこない。画面を行きつ戻りつして、結局は同じ困ったさんのサイトで助けられた。これからジェットスターを予約する方、詳細はブログにて。後は、すんなりと予約完了。なぁんだぁ、ちょっとしたことなのに随分と手間取ってしまったなぁw

写真のチケットは、チェックイン機に予約番号を打ち込んでプリントされたもの。これが、搭乗券。くどい説明で気がひけるのだが、昨秋にはこれを更にカウンターへ持っていって、改めて正規チケット発行という手順だった。しかも、その正規チケットたるや、コンビニのレシートの様な紙。こっちの仮チケットの方が格段にチケットらしい。そも、なぜに二度もチェックインと称した手間が必要なのか?大いに疑問を抱いたのだが、今回はしっかりと改善されていた。

改良点は、まだある。前回は、機内持ち込み食料は、一切不可。結構厳しいチェックだったけれど、今回は暖かい飲み物以外の飲み物は可。なにより有難いのは、定刻どおりの発着が遂行されていたこと。あの創業時のドタバタが信じられない様なスムーズさ。
時間がすべてを解決してくれたのか。凄い。無論、その陰に関係者の並々ならぬ努力があっただろうことは想像にかたくないのだが。何はともあれ、快適な空の旅~~~♪


2013/05/10 成田空港・第2旅客ターミナル国内線

第2旅客ターミナル

空の駅・CHIBA Marche
海外への乗り換えでは何度か成田空港を使ってきたが、降り立ったのはこれが2度目。前回からさほど時間が経過していないせいか、懐かしさすら湧いてくる。

そして、到着ロビーの出口に近いスペースにあるのが、千葉県の物産館。あたりにスタンドのコーヒーショップやケーキ店など小洒落た店が並ぶ中、華やかな国際空港のイメージとはミスマッチな田舎っぽさが、ひときわ人目をひく。「空港裏の畑から、たった今 連れて来られました!」という顔をした、水が滴りそうに新鮮な花や野菜などが、買い手を待って並んでいる。まるで、どこかの国道沿いにある「道の駅」の直売所のごとく。こんな背伸びしない成田らしさが、ちょっといいなぁ~。

成田産の野菜たちの、何と美味しそうなことか!しかも、安いし!!もしも私が自宅へ帰る途中だったなら、絶対に買ってるなぁ~♪


2013/05/10 京成高速バス(成田→東京駅・八重洲北口)

チケット

停車するバス停の表示
昨年秋に成田空港へ降り立った時は電車を利用して都内へ入ったが、今回は別ルートにしようと決めていた。で、頭に浮かんだのが機内広報誌にあった京成高速バス。成田空港→東京駅・八重洲北口が片道@900円。

「おぉ、きた来た!」とバスのステップに足を駆けようとしたら、バス会社のスタッフらしき若者の声が背中を追ってきた。「チケットを先に買ってきてください。」いや、しかし、これから買いにいってたらこのバスが行っちまうでしょうがW 私の心を察した若者が言った。「僕に6000円をくれたら僕が買ってきますよ。・・・ひとり@3000円なので。」僕にくれたらってぇ、もしかして新手の詐欺か?それとも、冗談を言っているのか?判断に迷い、じっと若者の顔をみた末に呟く私。「@900円じゃぁなかったの?」。それを聞いた若者は「あ、それは京成さんのバスです。あちらの19番のりばから出ていますから。」よく見れば、これ、違う会社のバスだった。疑って、ごめん。

それにしても、他社のバスは一様に@3000円。京成の@900円と、どこが違うのだろう。そこが少々気にかかるのだが・・・。「道路が混んでいれば2時間程度かかることもあります。」と無愛想なチケット売り場のお姉さんに言われたけれど、結局1時間ちょっとで東京駅に到着。グッジョブ♪


2013/05/10 キッテ「KITTE」

1Fはこんな感じ
普通の郵便窓口の後方待合にショップ

KITTE内商業施設部分

屋上庭園からの東京駅

屋上庭園からの東京駅発着便
JR東京駅・丸の内南口に今年3月21日にニューオープンした「(キッテ)」。なんでも、日本郵便がはじめて手がける商業施設なのだとか。そのネーミングは、お察しの通り「切手」と「来て」の思いに由来しているそうな。

旧東京中央郵便局の局舎一部を保存・再生した新築部分からなる。1階へ飛び込んだら、普通の郵便局窓口の後方に郵便局関連の物品が所狭しと並ぶ。もちろん、販売が目的。ちょっと、道の駅みたいな~。「これもある意味ユニークかも。」。

2階から上は、目が覚めるようにお洒落な商業施設。途中階にある郵便局の歴史を展示した博物館も、一見の価値あり。時間がいくらあっても足りないw

さてさて、階上へあがると・・・そこは人気の「屋上庭園」(無料)。東京駅を上から見下ろすポジション。その見晴らしのいいことったら・・・。目を横へ転ずれば、東京駅を発着する電車が手に取るように見える。後ろで見知らぬおじ様が言った。「俺、ここからの景色が好きでさぁ。一日見てても飽きない。」。ふと隣を見れば、自他共に認める「鉄男クン」の“ツレ”がうっとりと線路をみつめていた。あら、ここにもマニアが1人・・・。私もこのあたりに住んでいたら、連日通いそうなぁ~


2日目  国立 編      今日の歩数=21,661歩   曇り時々雨


2013/05/11 国立界隈

一橋大学構内・・・佇む愚息

佐野書院
午前 愚息が仕事だったので、午後から愚息の出先から近い国立で待ち合わせをすることにした。

国立は、大正時代まで一体が雑木林だったそうな。箱根土地株式会社が学園都市構想に基づき大学を誘致して地区開発。同時に国立駅が開業され、以後高級住宅地として発展している。中央線の国立駅から南武線の谷保駅まで続く「大学通り」。駅を降り立ったその時から一橋大学の構内を歩いている様だ。通りの両側の桜並木は、春には桜の名所として有名なのだと。

街中の楽器店には、今も忌野清志郎のポスターが貼られている。そうそう、ここ国立は三浦友和とイマワノ氏が高校時代に机を並べた地。清志郎のサイケなファッションが目に浮かび、若き日のツーショットは想像がつかないのだけれど・・・。

帰りにみかけたのが、ちょっと近寄りがたい雰囲気をむんむん漂う「佐野書院」。佐野書院は、東京商科大学初代学長・佐野善作氏が私邸を大学に寄付したのだとか。中では何か催しの真っ最中。中を覗いてみたいけれど、一般人はちょっと入れない重厚な雰囲気が漂う~~~


2013/05/11 上海美食中華・雅月(がげつ)
国立って何が美味しいのだろう・・・。夕食処を求めてぐるぐると国立駅前を徘徊した末、国立駅南口から富士見通りを徒歩5分ほどの所に気になる店を発見。入り口に大きく書かれた「上海的美食中華」という文字に吸い寄せられた私達三人。四川とか北京とか広東なら食べたことがあるけれど、上海は未体験。よし、ここで決まり!♪
雅コース(@3000円)
前菜四種盛り 大正えびの辛子炒め 本日の魚料理
            
点心1・・・シュウマイ      点心2・・・小龍包 筍の青海苔揚げ
牛肉とセロリの炒め 季節料理の炒め 炒飯

(デザート・杏仁豆腐・・・この写真だけは店の公式サイトからの転載)
しまった!食べるのに夢中で写真を撮り忘れちゃった。しっぱい、失敗。
飲み物
                   
青島ビール&紹興酒(〆て2300円)
夜の開店時間にはちょっと早い時間だったので、近辺でしばし時間を潰して来店。が、しかし・・・開店を待って入ったはずなのに、店内にはすでに客が!!!裏口でもあったかなぁ?近場の人たちなのか、来慣れてリラックスした雰囲気。こちらにも、その空気が伝染して、どこかほっと寛ぐ。

オーダーは、この際コースにしよう。しかし・・・ツレは札幌を発ったあたりから体調があまりよろしくない様で、そう沢山は食べられなそう。で、値段ボリュームともに中程度の「雅コース」に決めた。杏仁豆腐まで含めて、全10品。次から次へとやってくる上海中華をばっさばっさと片付けていくうちに、いつしか、お腹がぱんぱん♪一品づつ写真で見るよりも、ずんとボリュームがあったような。

中でも感動モノなのが、小龍包。口の中にひろがるスープの美味さよ~!そして、もうひとつ最後の炒飯がまた絶品。〆て11,300円なり。

この店は「五目刀削麺」も人気なのだとか。興味津々♪


3日目  南千住&浅草&スカイツリー夜景 編      今日の歩数=26,753歩   曇り


2013/05/12 あしたのジョーのふるさと「いろは会商店街」

いろは会商店街

ジョーの像

商店街の脇道から見るスカイツリー
今日からは宿替え。愚息宅を出て、ツレが「一度泊まってみたい。」と言う南千住へ。

ホテルに荷物を置いて、近辺を散策しようと数分歩いたら台東区の「いろは会商店街」に出た。場所は南千住と三ノ輪の間あたり、ここから南へ歩くと浅草。俗に言う「山谷地区」である。「大丈夫かなぁ~~w」とドキドキだったのだが、目につくのは若い外国人バックパッカーと若い女性旅行者たち。「なんだ、思いのほか普通の街ではないの。」

が、しかし、よく見れば、商店街の入り口やコンビニ前など、そこここで地べたに座って昼間っから缶ビールやカップ酒をあおる年配の男性たち。中には道端で刺身のパックを広げて酒の肴にしている、ちょっとリッチな酒盛り集団もいる。昨日は高級住宅街・国立で、今日はドヤ。この落差w コンビニの窓の下には「ここは座る所ではありません。」と書かれた張り紙も。「えぇぇぇ、普通こんなとこに座ろうとは思わないでしょ。これが、山谷かぁ。」と驚きの私に、ツレが言った。「あの人たちは、人に危害を加えることはない。何も悪さをする訳でもない。この商店街のNPO団体でボランティア活動をしている元OLの若い女性がいると聞いたことがある。立派な人もいるもんだ。偏見が一番こわいなぁ。」はい、すみませんw

さて、本題の商店街は日曜日のせいか、はたまた開店前だったのか、ほとんどの店のシャッターが下りて閑散としていた。脇道からは、くっきりと聳えるスカイツリーが現れ、商店街を抜けた所で「あしたのジョー」の像が、まるで通りすがりの若者のように振り返る。しばし、この街を闊歩する矢吹丈に思いを馳せる。


2013/05/12 三定
  
入り口&土産コーナー
南千住からブラっと歩いていたら、浅草・雷門の横にかの有名な天婦羅の店・三定を発見!これは是非にも、話の種に日本初を自負する老舗天ぷらを食さねば!と暖簾を掻き分けようとしたその時、店の中から出てきた店員に押しとどめられた。「今、待ち時間30分なので・・・。もし、よかったら、そこの通り(雷門通り)を曲がった所に並んで~」。ぎゃぁ、角を曲がった所から並んでいる程に、沢山の順番待ち客がいるのか?どうしよう~w ・・・取り合えず、角を曲がってみたら、さにあらず。なんと、そこにも三定があるではないか。してみると、あっちの三定とこっちの三定とが中で繋がっているのか???

店内は、1階レジあたりで所在無げに待機中の客が十数名ほどおり、階段には2階席待ちの列が階下まで続いている。聞けば、2階は全て座敷だそうな。溢れる人で階段をあがって2階の様子を見にいくことは出来ないが、2階の方が厨房がない部分だけ客席が多いかも。待つこと20分あまり、ついに2階席に到達。話の種拾いも、なかなかに根気が必要だw 「ずいぶんとベテランそうな店員さん」揃いなのだが、この混雑に対峙する殺気にも似た気が目に見えない空(くう)でぶつかり合う。かたや、やっとこさ注文の段階にたどり着けた客たちの、一戦終えた達成感にも似た安堵のタメ息とがコラボして、不思議な空間が醸し出されていた。客席を見回せば、外国人客がとても多い。

三定は、天保八年(1837年)江戸時代に、初代・定吉が三河(愛知県)から上京し、自宅前(人形町)に天ぷら屋台を出したのが初まりとのこと。店の名は、「三河の定吉」の三と定をとって三定となったらしい。以来、170年以上続く老舗の天ぷら屋だそうな。ちなみに、先に行った雷門横の店舗とこことが中で一緒になっている様子は・・・ないような。

上天丼@1735円
三定の天ぷらの特徴は、胡麻油をたっぷり用いた江戸前天ぷらだそうで。一番人気とか言う「上天丼」を注文してみた。

海老・白身魚・小かき揚げ(小さく切ったイカ他)
衣をしっかりと纏ったずっしりとした天ぷら、これが江戸下町風ということだろうか。サクサクとした天ぷらを想定してきたら、不満が残るかも。私の胃袋は、順応性大の臨機応変。江戸前天ぷら、美味しゅういただきました。


2013/05/12 江戸下町伝統工芸館
展示品

提灯

金物

指物
台東区は、江戸の香りを今に残す貴重な地域。著名な神社仏閣を擁し、「江戸の粋」や「いなせな町人気質」や「職人が培った伝統産業」など、江戸の史跡・文化が満載の地域でもある。そんな中から生まれた下町伝統技能を今に残す職人も多く、この技を広く紹介するためにオープンしたのが江戸下町伝統工芸館。入場無料。

週末には職人による実演や手作り教室が開催され、親子づれなどで賑わうそうな。
この日は、指物の実演。本来は箪笥などを作る家具職人さんが、観光客の目の前で見事なカンナかけを披露していた。その見事な手さばきに感心し、うっとり見とれるツレ。「これは、しばしこの場を動きそうもないなぁ。」と、他のコーナーを一回りして戻ると、喜色満面のツレが待ち受けていた。「これ、貰ったぁ~♪」と。その手には、10センチ四方位の木が大切そうに握られている。実演で使った桐の端材である。ツレが熱心に見ているので、職人さんがくれたそうだ。「これ、なんに使えるの?」と尋ねる私に、まるで子供の様な笑顔でツレは言う。「いやぁ、なんにも使えないだろうなぁ。だけど、なんだか嬉しい。」まるで、職人技そのものの切れ端を貰ったような~。


2013/05/12 東京スカイツリー・イルミネーション

とうきょうスカイツリー駅


足元から


隣・アサヒビール本社に映るツリー


東橋近くの路地から
隅田公園からのスカイツリー
今は開業1周年直前、まだまだ人気らしい。展望台へのぼるには、長い待ち時間があるそうな。比較的すいているのは、早朝の開始直後だとか。ならば、登塔は明朝と決めた。今日はタワー周辺を探訪し、夜景をこの目に焼き付けようと言う算段。

ホテル近くの「いろは会商店街」の路地からもスカイツリーが見えるが、このあたりはちょっとした空間からツリーが顔を覗かせる。しかも、見る場所によって違う様々な顔を!以前もどこかでこういうのがあったような・・・そうだ、富士山だ。同じツリーが周辺の景色によって、まるで別モノに見えてくる。そのひとつひとつが、味わい深い。おらが富士!おらがツリー。中でも異彩を放っているのが、隣・アサヒビール本社社屋に映るスカイツリーの雄姿。まるで、大スクリーンを見ているような~。一瞬、蜃気楼かと目をこすってみる。

さて、夜の部。午後7時のライトアップに備え、スカイツリー・スポットの隅田公園へと移動。おぉ、遮るものなく全景が見える♪徐々に夜の帳が下りて、タワーはピンクの装いを見せていく。綺麗!!神秘的!!!

と気がつけば、いつの間にか三脚に立派なカメラを据えた60代くらいの男性が隣にいた。毎夜、文京区からツリー撮影に来ているのだと。薀蓄によると、普段は江戸紫にちなんだ濃い紫色の「雅」と隅田川の水を表現した薄いブルーの「粋」。この2種類が毎日交互に点灯され、クリスマスなどのイベントでは赤や緑などの特別仕様色が灯されてきた。開業1周年イベントで、5月7日から6月4日まではこの中の12種類を日替わりで点灯し、記念日・5月22日には12種すべてが見られると。してみると、今日のピンクは普段では見られない色と言うこと?トンでもなく得した気分♪


2013/05/12 パレスジャパン

共同キッチン

ツインルームは2段ベッド
実は、これまで東京の東はもっぱら観光のみで、宿泊したことがない。そのせいもあり、加えてツレのたっての希望もありで、南千住のホテルを塒に決めた。ホテルの住所は、台東区清川2丁目。ドヤ!って、別に関西弁でエバっている訳ではないが、かつては清川2丁目と言えば簡易宿泊所が立ち並ぶドヤの代名詞みたいな所だったらしい。しかし、今この辺りは逆に治安の良さが評判となり、外国人バックパッカーたちに人気の格安ホテル街へと変貌を遂げた。日常的に発生する犯罪は酔っ払い同士の喧嘩程度とのこと。

このホテル、新築して間がないのか、新しくて綺麗なのだ。そのうえ、料金が安く交通の便が良い。南千住駅からは、徒歩5分。東京駅八重洲口からだとバスで19分、降りて徒歩1分。この足回りの良さは有難い。公共部分には、キッチンやコインランドリーが完備しており、インスタントコーヒーや紅茶も備え付け。近くのスーパーで食材を買ってくれば、自炊だって出来る。まさに、コストパフォーマンスは◎。安くて気楽に泊まれるせいか、宿泊客は外国人バックパッカーと出張で上京したビジネスマンが多いのに、びっくり。

部屋は、シングル・ツイン・ドミトリーの3種で、私とツレは素泊まり1人@3200円のツインルーム。値段が値段だけに、かなり狭いのかも?との危惧もあったが、さにあらず。いや、けっして広くはないが、限られたスペースが上手に利用されている。室内には冷蔵庫もあり、2段ベッドのそれぞれにはテレビが設置されていた。思いのほか、快適♪

1日目の夜中2時。目が覚めた。外がなんだか騒がしい。なにごと?窓から下を見下ろせば、ホテルに面した道路の向こう側にパトカーが停まり、数人のおまわりさんが円形に立ち尽くす。目を凝らして見れば、何とその中心でヨッパライが寝ているではないか。おまわりさんの1人がヨッパライを揺すってなんとか起こしたものの、足がもつれて自力で立つことすらも出来ない。パトカーに乗せようと貸したおまわりさんの手を、乱暴に振り払う。どうにも言う事を聞かず、業を煮やしておまわりさんが言う。「酔っ払っているんですか?」(・・・って、それは見れば解るっしょ。)さらに言葉を継ぐ。「あなたが、酔って寝てるから来たんですよ。」。(ちげえねぇ~w)。するとヨッパライは、回らぬ舌で言った。「俺は、呼んでねぇ~。帰れ!」。そんなこんなを15分ほど繰り返した挙句、おぼつかない千鳥足でヨッパライは自らどこかへ帰っていった。おまわりさん、ごくろうさま。


4日目  自由行動(都営バス一日券のプチ旅)   編      今日の歩数=23,449歩   曇り


閑話
都営バス一日乗車券
今日は待望の東京スカイツリー展望台へ!・・・のはずなのだが、空にはどんよりと雲がかかっている。「こんなんじゃぁ、景色も霞んでみえるだろうなぁ。折角だもの、快晴の景色が見たい。」ということで、明日の天気に期待をこめて、今日と明日の予定をチェンジ。今日はツレと別行動の自由日に急遽変更することにした。

さて、私は・・・どこへ行く?杮落とし講演中の新しい歌舞伎座へ一幕だけの幕見に出かけようか?いやいや、まだまだ長蛇の列が続いていると聞く。それでは、ほぼ半日強が潰れてしまうことになりそうだ。歌舞伎座は次回のお楽しみに残して、あてもなくのんびりぼんやりと東京の街を徘徊してみるとするか。

その時、ひょいと思い出した。どこぞの高校の修学旅行で、都営バス一日乗り放題券を使って東京散策をした、と言う話を。たしか、23区内は@200円の均一料金とか。一日券が@500円。一往復したとしても400円なので文句なしにお得だ。

とりあえず、ホテルから徒歩1分のバス停「清川2丁目」で、やってきたバスに飛び乗ってみる。券は、車内で買えた。あとで知った処によると、Suicaカードに入れてもらうことも出来るらしい。行き先は、気分まかせ。何はともあれ、いざ出発!!!


2013/05/13 神田明神

正面が神田明神・左が甘酒の天野

神田明神

甘酒の老舗・天野屋
バスの終点は上野駅。さて、どっちを向いて歩くべきか。取り合えず、どこかバス停を探さなくっちゃぁ~。あてもなく歩いていたら、神田明神の前に出た。ちょうど、今は神田明神祭の真っ最中。しかし。朝が早すぎて、神輿も何も見当たらない。今すこし後の時間にくるべきだったwww

神田明神は1300年もの長きに渡り、総氏神様として江戸の庶民の守り神となってきたそうな。

参道入り口の脇にあるのが、老舗の甘酒屋・天野屋。数年前、東京在住の友人とやってきたことがある。外見もそうだが、店内のレトロさが一際目をひく。懐かしい!中へ入ろうと入り口の戸に手をかけて、ふと思いだした。そうだ、まだ開店前だったわ。見れば、「お持ち帰りのお客さまは、裏口へお回りください。」との張り紙が。裏口は~、どこだ?周辺をぐるっと回ってみたが、それらしき裏口が見つからない。その時、片手に紙コップを持った若い運転手氏がふらりと目の前に現れて、止めてあったダンプで風の如く去っていった。あれは、天野屋のどこかから出てきたような気がするのだが・・・。すると、あの紙コップの中身は甘酒か?しまった!ダンプの発進を止めて、裏口の在り処を聞くべきだったwww


2013/05/13 湯島聖堂

湯島聖堂

孔子像

大成殿
神田明神の向えにあるのが、湯島聖堂。元禄時代、徳川綱吉によって建てられた「孔子廟」だとか。「日本の教育発祥の地」として、湯島天神ともども、合格祈願の受験生が多いとのこと。ドラマ「西遊記」のロケ地としても、有名。

聖堂の門を潜り、森を分け入って行くと、ここが東京のど真ん中であることをふっと忘れてしまう。静かだ。まるで、時が止まったかの様だ。


2013/05/13 東京大学

安田講堂

赤門

東大本郷キャンパス(門)
赤門を潜った!と言ってみたい処だが、残念ながらバスは東大構内へ裏側から入り、東大病院前で終点。にしても、都バスが、大学構内まで常時運行されているなんて・・・びっくり!!!

広い構内をふらふらと徘徊しているうちに、かの有名な安田講堂の前に出た。ここが、かつて学生自治組織・全共闘と機動隊がもみあいを展開した60年安保の舞台・東大安田講堂。講堂は過ぎし日を全て飲み込んで、時の流れに身をゆだねるかの如く静寂の中にある。
第二食堂

私の盛り合わせ@220円
病院近く、食堂を見つけた。昼にはまだ早い。が、着いちゃったものは仕方がない。まずは、腹ごしらえ。
中は・・・広い。しかし、時分時には間があるため、学生はまばらだ。

この時間、単品メニューは始まっておらず、惣菜を好みで盛り合わせるメニューのみ。昨日の浅草の天丼が胃に残っていて、食欲はあまり無い。で、あれこれ体に良さそうなものを、少量づつ見繕う。これで、なんと@220円。さすが、学食♪どれも美味しかったが、雑穀米が特に美味なり。
銀杏メトロ食堂
東大構内には、いくつの食堂があるのか。安田講堂あたりで、またもや食堂に遭遇。すでに、昼も近い。ぼちぼちと職員風の男性たちが吸い込まれて行く。

ここの貼り紙をみて、新鮮な驚きを覚えた。「あれぇ~、東大は飲酒禁止ではないのか?私が居住する北海道では、昨年小樽商科大学・サークルの飲酒による新入生死亡事故を受けて、構内での飲酒は全面禁止となった。札幌の北海道大学でも状況は同じ。数年前から学祭でのアルコールを禁止。最近は構内でのジンパ(ジンギスカンパーティ)が禁止となり、学生や職員たちからの反発を受けている。さっきの第二食堂での「日本酒夏祭」といい、この貼り紙といい、東京大学はアルコールがOKの模様。学生の自己管理力を信じるということか。

40余年前、警察の機動力をもって安田講堂に立てこもった学生たちを排除しようとした当時の東京大学と比べると、天地の差。「太った豚よりも痩せたソクラテスになれ」と60年安保当時の卒業式で、東大・大河内総長が言った言葉は、あまりに有名。「満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよい。満足した馬鹿であるより、不満足なソクラテスであるほうがよい。(中央公論社「世界の名著)と言う意味だとか。ソクラテスをつくるには、ある程度の許容を学生に与えることが必要だろう。その範囲内で思考し、迷い失敗し学習して、やがて豚がソクラテスに育つ。してみると、北海道の大学が目指すものは太った豚づくりと言うことか。
閑話
テニスボールのイケメン君
テニスコート沿いをのんびりと散策していたら、ネットの外に黄色いテニスボールを発見♪破れて使えなくなったボールではなさそうだ。きっと、練習中に外へ飛び出して、回収もれしたボールだろう。拾いあげたボールをコートの周囲に張られたネットの網目から中へ押入れ様とするも失敗。困ったなぁ。どうやって返してあげようか・・・。

コートの出入口を目指しボールを握り締めて歩いていたら、むこうから5・6人づれの男子学生グループがやって来た。と、中のひとり・イケメン君が、私の手に視線を向けた途端に破顔の笑みを私に向け「さ~せん、さ~せん(訳・すいません)」と右手を差し出した。つまり、「有難うございます。」とボールを受け取る右手を出したという訳。お、お、お、テニス部員か?しかし、一見で事態を掌握した頭の回転の速さと、物怖じしない人懐っこさよ。さすが、東大生。

Boys, be ambitious」(少年よ、大志を抱け)。札幌農学校(現・北海道大学)のクラーク博士の言。若者よ!大きな志を胸に、痩せたソクラテスにな~れ。いやいや、痩せすぎも問題かw中肉中背の健康体ソクラテスになれ。って、ちょっと欲のかきすぎ?


2013/05/13 深川不動堂

深川不動尊参道

人情深川ご利益通り

旧・本堂

本堂
千葉県成田市にある成田山新勝寺の東京別院。拝観無料。

門前仲町駅を降りて、深川不動尊へ向かう参道は、和菓子屋などが立ち並び、なんとも言えぬ下町風情が漂う。これが「人情深川ご利益通り」。ネーミングも又、グイっと人の心をひきつける。昔昔どこの町にもこんな通りがあったような・・・気分はすっかり過去へタイムスリップ。

まずは、通りの突き当たり・本堂へお参りして・・・って、実はこれが大きな勘違い。一見、こっちが本堂と思ってしまったが、さにあらず。こちらは旧・本堂で、本当の本堂は旧・本堂隣の梵字で埋め尽くされた壁の建物だった。えぇぇ、これが本堂だったのか。想定外w

本堂にお参りした後、内仏殿へ行ってみた。入り口を入ると、まずは枯山水があり、そこに架かる石橋の下に敷き詰められた石は内仏殿の建設工事の時に地下30mから採掘された「願い石」だとか。天井からの光が「阿」の文字を映し出す。「物事の始まり」を意味する梵字だそうな。前を拝観していた男性が、その光の文字をその身に受け、手を合わせ頭を垂れて立ち尽くす。私もならって、阿の字の下で合掌。はて、どういうご利益があるのやら。


5日目  東京スカイツリー展望台と、蔵前でちゃんこを喰らう。   編      今日の歩数=21,749歩   曇り時々晴れ


2013/05/14 東京スカイツリー・展望台










東京スカイツリーのゴミ袋

チケットカウンター(展望チケット@2000円)
明日、北海道へ帰還する私とツレには後がない。雨が降っても槍が降っても、スカイツリー登塔のチャンスは今日しかないのだ。との思いが天に通じたのか、本日の天気は晴れ。認めたくないが、我らなぜか「雨夫婦」。しかし、今日は勝ったどぉ♪

混雑を避けるため、朝イチに合わせる。しかし、開場時間が近づくにつれ、どこからともなく人が湧き出て来て、たちまちのうちにチケットカウンター前に長蛇の列が出来上がった。

展望デッキ

遠くの山は見えないなぁ

スカイツリー・カフェ
着いた!展望デッキ。なんと350階。が、残念ながら今日は遠くの山々が曇っていて見えやしない。ただ、タワー足元あたりの学校や会社などでは、屋上に大きな字で学校名や企業名が表記されていて、なかなかに楽しい!!!

回廊展望台チケットカウンター
回廊チケット@1000円

展望シャトルの天井
さらに上の「展望回廊」へ登るために、ここでまたまた並んでチケットを購入。展望シャトルの早いこと!あっと言う間に445階へ到着した。ここからは、タワーぐるりを螺旋状に繋がる展望回廊を徒歩で登る。これが、僅かながら傾斜となっているため「なんだか気持ちが悪くなってきた。」という声があちこちであがった。軽い、乗り物酔い状態。

展望回廊

やっぱり、ガスってるw
最高到達点451.2m。もう少々くっきり見えたら、さぞや見事だろうに。とつい思うのだが、それでもここまで高いと圧巻なり。思うに、秋だともっと晴れてくっきり見えるのでは・・・。次回のチャンスがあったなら、秋がいいかも。

降りるエレベーター・・・豪華♪♪♪
出口階へ降りるエレベーターのドアが開いた途端に、どよめきがあがった。上部に金色の鳳凰が配されて、高級感がいっぱいなのだ。和風の趣。外人観光客が喜びそう~♪


2013/05/14 23番地カフェ

通称・ウ○コのオブジェがお馴染み・アサヒビール

アネックス店舗1F・23番地カフェ

オープンテラス席

店内
偶然に・・・隅田川沿いのそこに出てしまった、アサヒビール本社。呑み助の嗅覚?なんとでも言っちくりぃ~w こうとなれば、素通りなんて女の沽券にかかわる。って、どんな沽券だかw まぁ、なにより本家本元で呑んでみたい!というのが、本音。

ビールと一緒に!と頼んでこの笑顔

隅田川ブルーイングポーター@650円
せっかくなので、ここでしか飲めないビールをオーダーした。
「隅田川ブルーイングポーター」。チョコレートを思わせるロースト香と苦味、クリーミーで滑らかな泡が特徴だとか。「ポーター」とは、18世紀ロンドンで生まれに荷役運搬人、すなわちポーターが好んだことから命名されたとのこと。

泡が、生クリームみたいにふわっと滑らかに喉を通過していった。ほんのり苦味が、一層の隠し味。やゃゃ、これは旨い!!!なして、北海道で販売してくれないのだべぇw


2013/05/14 ちゃんこ江戸沢
ランチちゃんこ鍋定食

鶏@980円&豚@1180円

小鉢

漬物

    
ご飯&Coffee=おかわり無料

ビール@530円
隅田川に沿って歩いた。気がつけば、ここは両国。両国といえば・・・ちゃんこ鍋。今日の昼ごはんは、これに決めた!駅周辺を、ちゃんこ鍋屋を求めてくるくると歩き回る。それらしき店が数店、あるにはあるのだが、はてどこがいいのやら。さっぱり、嗅覚が働かない。中でも大規模な店の前で立ち尽くす、私とツレ。そこは、相撲に疎い私ですら名前くらいは知っている元大関が経営する店。ビル一棟すべてちゃんこ鍋屋!という大規模経営。「・・・さすがに、結構なお値段だなぁ。」値段表を眺めてつぶやく、私。しかし、めったに食べに来る機会がないのだし、値段はまぁいいか?と心が揺れる・・・。

それを聞きつけた私と背中合わせの様な状態で信号待ちをしていたご婦人が、遠慮がちに口を開いた。「あのぉ~~~~、ちゃんこ鍋だったら、安くて美味しい所がありますよ。今、私も食べてきたんです。」えぇぇ、もしかして、その店のサクラか?などと半分は疑いつつ様子を見れば、鍋を食べて暑いのか、手にしたその店のチラシでパタパタと自分に風を送っている。なるほど、今食べてきたと言うのは信じられそう。なんでも、知人が青森から来るので、下調べのために食べにきたのだとか。すっかり警戒心が解けた私。「ちなみに、お幾らのランチを?」との不躾な質問にも「贅沢して、ランチの鶏ちゃんこ鍋。@980円です。もう、お腹がいっぱい。」と茶目っ気たっぷりな返事が返ってきた。「よし、そこに決めた!!!」。

さて、オーダーはランチタイムサービスの「鶏ちゃんこ定食」と「豚ちゃんこ定食」。この店では、醤油・塩・味噌・牛白湯・キムチ・カレーの6種の鍋スープから選ぶことが出来る。私は、初めてのちゃんこなので、あくまでもスタンダードに醤油スープ。ベースの鶏がらスープは、あっさりとしつつもコクが深い。見た目よりもずっとボリュームがあり、満腹・満足。ビールを注文しても、総額2772円という廉価は、特筆モノ。旨い!安い!この店を教えてくれたさっきの女性に、感謝♪









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